今日のテーマ
「イソフラボンって何?女性化に効くっていうけど、身体の中ではどうなってるの?」
たぶん答えられる人はほとんどいないんじゃないでしょうか?
恥ずかしながら、私も名前はよく聞くけど最近までその実はよく知りませんでした…
そこで調べてみると…
「イソフラボンとはポリフェノールの一種である」
余計わからなくなりました…泣
「ポリフェノール」
聞いたことあるけど、これもまたよくわからない。
…というように、食の世界って実はものすごく横文字が多いんです。
「料理は科学」とはよく言いますが、まさにその通りで、知れば知るほど理科や数学の知識が必要になってきます。
心配しなくて大丈夫です。
それを噛み砕いてお伝えするのが私のお仕事ですので(ポリポリ)
ではではさっそく私なりの解説をば、、
ポリフェノールというのは、ほとんど全ての植物に含まれている「色素」とか「苦味」の成分のことです。
植物はポリフェノールを使って自分の身を守ったり、細胞を成長させるのに使っています。
人間がポリフェノールを摂取すると何が起こるのか?
抗酸化作用(いずれ詳しく解説したい!)やコレステロールの減少などなど、、
いいこと尽くめの成分ということで、最近では7大栄養素の一つ「フィトケミカル」として位置づけられるほど。
そしてその種類はなんと数千種類!
大きく分けると
・フラボノイド
・フェノール酸(コーヒーとか)
・エラグ酸(イチゴとか)
・クルクミン(ウコンとか)
・リグナン(ゴマとか)
などなど、、(そろそろ頭パンパンですよね。笑)
イソフラボンはその中でも「フラボノイド」に属していて、主に大豆や葛に含まれています。
フラボノイドは他に
・アントシアニン(ブルーベリーとか)
・タンニン(赤ワインとか)
ここまで例を挙げてみると、なんとなーく「苦いやつ」とか「色があるやつ」みたいなことがわかってくるかなと。
そしてそして、その中でもイソフラボンに期待される効能というのがこちら
(一応諸説ありますので悪しからず。。)
「女性ホルモン(エストロゲン)と同様の働きをする」
はい。
前置き長くてすみません。
ここからが今日のメインです。笑
、、、と思ったのですが長くなるので今日はこの辺で(すみません????)
最後に
「大豆関連食品におけるイソフラボン含有量」 を載せておきますので参考までに。
メーカーによっても含有量は全然違うので、あくまで参考程度ですが、100gあたりっていうのがポイントです。
きな粉なんて半端ない量含んでますが、一度に100gどころか10g摂るのだって結構大変。
逆に豆乳100gを飲むのは比較的簡単ですよね。
大事なのは「定期的に少しずつ取っていく」こと。
いくら身体に良い成分でも過剰摂取にはリスクがつきものです。
イソフラボン(厳密にいうとイソフラボンアグリコン)の摂取上限は一日あたり75mgです。(内閣府の食品安全委員会による)
「今日は150mg(倍量)も摂取したから明日は胸が育つはず!」
なんてことにはならず、逆に身体に悪影響が及ぶ恐れがあるということなので
「いっぱい摂ればその分早く女性化できる!!」
…なんてことは絶対にないですし、考えないようにお願いします。
次回は一旦この話はお休みにして、お待ちかね(?)の簡単レシピ紹介をしたいと思います
今日はこの辺で。
ではまた