皆さま、おはようございます。GID学会2日目、そして沖縄観光編を今回はお届けします。 前回の記事をまだ読んでないよー、と言う方はこちらをご覧ください。
いざGID学会２日目
朝ごはんは昨日買っておいた大東寿司を開けました。 
沖縄本島ではなく“大東島”名物らしいのですが、さわらの漬け寿司になっています。 
賞味期限切れではございません。お寿司なのに次の日まで持つ保存性最高！！
エネルギーチャージ完了、ヘアメイクして行ってきます。
この日は午後に終わるため、夕方以降観光をしようと日常着でいきました。この日も沖縄は25度以上ある夏日でした。
あっという間に、汗で前髪しなしなよ・・・。
tops：PRANK PROJECT
bottoms：Y/Project.
pumps：PRADA
Outer：sacai×acronym
２日目のコーディネートです。GID学会のドレスコードを気にされて参加を迷われる方が多い話を前回にしました。
パンプスも持って行ったので、せっかくだから履くことにしました。はい、正直に言いますと「スニーカーじゃダメかも？」とびびっていたんです。
さらに、学会中は襟つきのシャツを羽織っていました。それでも、こんなY2Kな人はいなくてスカートのそのスリットはなんやねん、というのは置いておいてください。
GID学会２日目のプログラムは？
というわけで２日目のプログラムです。
こちらは２日目のプロフィールです。私が乙女塾で担当するヘアメイクと親和性の高い「形成外科領域」の話題が多めです。「FFS」「美容整形」のどんな話がきけるのかとても楽しみにしていました。
GID学会全体の傾向としては、当事者としては「経験してきた」当たり前の内容ももちろん多いです。
例えば、「最高裁の判決でこうなるよ」「男女の違いは眉骨が大事」だよ、とか業界の常識として何となく知られていることですね。
それでも関心を持って聞いている、うなづいている人たちの多さを見るとこの治療はまだまだ「マイナー」なジャンルで専門家が足りていない実情も同時にわかります。
その一方で、時折突拍子のない深いテーマが入っています。とても興味深かったのは、
・MtFトランスジェンダーが子供に対して誘発的に母乳を出し育てる
・特定の芸能人（すとぷりの莉犬君）の影響で性別違和を感じる中二女子群
という話でした。
このように、先進的な内容から、初心者向けの内容まであるのがGID学会の懐の深さです。初学者から上級者までだれでも楽しめるのが、良いところだと思っています。
結局、男女の違いで何が一番大事なの？
大変恐縮ではございましたが、演目後にはなるべく多くの先生とコンタクトをとらせていただきました。
FFSを担当する先生は、男女の違いで大事な項目として
・眉骨
・下あご
・頬骨
・鼻
・植毛
があげられていて一部はそれぞれの手術単体での発表がありました。
これについては後日何名かの先生には個別にあたらせていただき、取材記事を検討しております。
眉骨や下顎はわかるとして、鼻は男女差が大きい＆メイクを深く知っていないとシェーディングやハイライトの置き方を説明するのが超難しい場所で、「最後の秘境」として考えています。要は鼻という中にいろんな要素が詰まりすぎていて、説明が専門的になっちゃうんですよねー。
GID学会の熱量、そしてGI学会へ
驚いたのはアクセスが遠いとみられる沖縄でも360人を超える方々が訪れていたことです。
クラウドファンディングをしていて存続は大丈夫なのか？とも言われていたGID学会ですが、学会員の沖縄までくる熱量と情熱は間違いなくその日の30度近い気温よりもさらに高いものでした。
2日目の最後の挨拶では「GID学会からGI学会へ名称が変更になること」「来年は東京開催」ということが発表されました。
実は、学会名を何が良いかは学会員から広く意見が募られていて、私も１票投じさせていただいておりました。
そうだ！那覇観光しよう！！
締めの言葉では「せっかくですので沖縄を観光してから帰って行ってください」との言葉がありました。
せっかくなので乙女塾のメイクレッスンでお世話になっている方々とチームで「何かしよう」という話になりました。
次回は沖縄観光編をお届けします。
声が出せない私への対応ありがとうございました。
最後になりますが、声帯ボトックスの治療の影響で声が枯れていて実は１か月以上たった今もガラガラで治っていません。
「おじいちゃんパス」と勝手に自分では呼んでいるのですが、そんな状況でも皆さんが必至に耳を近寄って聞き取っていただいて感謝しかありません。治ったら改めてお礼を言いたいです。ありがとうございました。
