実は最近はまっている習い事があります。それは「乙女塾 女子トーククラス」です。
先日4回目のレッスンが行われたので、参加してきました。
「女子トーククラス」ってボイスレッスンと何が違うの?どっちがいいの?なんて思われている方も居られるかもしれませんので、改めて詳しくご紹介させていただきます。
どのようなレッスンが行われているのか
「女子トーククラス」はトーク講師である田中カヨ先生を講師に迎え、だいたい生徒8人前後で女子トークの練習を行うレッスンクラスです。
わたし達が女子として社会に出て会話ができるようになることを目的に、声の出し方、イントネーション、会話のコツなどをトータルに教えてもらっています。
月に1度しかないため、上達する速度は遅いかもしれませんが、確実に実力は上がっていると思います。
レッスンの内容はカヨ先生が「声優学校」等で教えているような本格的なメソッドがふんだんに盛り込まれており、先生の明るいキャラクターもあって非常に楽しいクラスです。2時間があっという間に終わってしまいます。
特に先日行われた第4回のレッスンでは、舌の運動や表情筋のトレーニングも含んでおり、内容が濃すぎてお腹いっぱいになりました。
先生の合図に沿って一斉に声を出したり、個別にいきなり振られて即答する練習など、トレーニング方法もいろいろな種類が含まれており、実戦向きです。
ボイスレッスンとの違いは?
では、通常の「ボイスレッスン」とはどこが違うのでしょうか。
「ボイスレッスン」は西原さつきさんと一対一で行われるため、一人ひとりの進捗に合わせてきめ細かく行われますが、「女子トーククラス」では集団でのレッスンなので、個別に対応はしてもらえません。ですがもちろん、質問等はいつでも気軽にできます。
しかし「ボイスレッスン」にはできにくい大きなメリットがあります。
メリット1:大きな声が出せる
「女子トーククラス」ではみんなで一斉に発声練習をしたりします。すると、だんだん知らず知らずに大きな声で発声練習しているのです。マンツーマンの練習や、自宅でやる個人での復習では、なかなか恥ずかしかったり隣が気になったりして大きな声は出せないことがありますよね?
でも「女子トーククラス」では周りの生徒の声につられて、そして周りの人に負けないぐらいの声を出すことができるようになるのです。
カヨ先生も仰っていますが、会話において大きな声を出すことはとても重要です。
美しくて高い声でも小さな声なら相手に届かないのです。それでは、会話になりません。
少々高い声が出せなくても女子らしい言い回しで大きな声を出せることの方が重要なのです。
メリット2:グループワークである
「女子トーククラス」ではみんなで輪になって、ゲーム形式でトークの練習をします。
他の人からいきなり話題を振られて、それに応えたら別の誰かに話題を振る、というようなゲーム形式のトレーニングがあります。これは自分が何を喋るか考えながら、ゲームの流れについていかなければならないので、頭をフル回転させます。その上で、女性らしいしゃべり方を練習するのです。
このようなトレーニングはマンツーマンでは難しいと思います。
具体的なレッスンの内容は?
先日の第4回のレッスンで行われた内容を少し紹介します。
1.声の出し方の練習
どんな声が良いのか:女性らしい地声を作ること。相手にはっきり聞き取れるような、はっきり、しっかりした高い声を出す。
肩を上げずに、体全体で、明るく感じの良い声を出す。
2.良い表情を作る練習
相手に受け入れてもらえるような、温和な顔を作ること。そのために目の表情の練習や表情筋のトレーニング、舌の筋肉の練習方法など。
3.会話のためのテクニック
相手の印象に残るように言葉の2音目を意識して上げる。相手に反応してもらいたいときは語尾を上げる。相手の信頼感を得たり上品な印象を与えるには語尾を下げる。
相手の話には合いの手を入れる。合いの手のコツは「さ・し・す・せ・そ」など。
4.会話劇の練習
台本に沿った内容をシチュエーションに合わせたイントネーションで読み合わせる練習。
「女子トーククラス」の楽しみ方
発声練習は一人でやるとどうしても大きな声が出せません。
でも「女子トーククラス」のみんなでやれば、簡単に大声を出すことができます。
渋谷の街中の一室でやっているので「ちょっと個性的なクラス」だと思われているかもしれません。でも、そんなことは気にせず「カヨリーナ(先生のあだ名です)」の信者となって大きな声を出しながらストレス発散しつつ、日頃のモヤモヤを晴らしましょう。
そして前回あたりからは、補習が必要な生徒とレッスン後に「女子会」という名の自主練習会をしています。(疲れた喉をアルコールで消毒しているだけかもしれませんが)
また次も参加したいと思っています。