ダイエットーク第2回の今回のテーマ
【体温と基礎代謝】
突然ですが、平熱って何度ですか?
人によって違うかなーと思います。
だいたい36度前後の人が多い気がしますが、皆さんはどうでしょうか?
人によっては35度台の人もいますよね。
私は10代の頃は平熱が37度くらいあったもので、
プールの授業が37度あると微熱扱いになって強制見学にされるんですよね
それをいいことに、ちょくちょく休んでました。笑
大人になってからは、36.5度くらいな気がします。
…私の話はどうでもよくて、
一般的にヒトの体温は36.9度(約37度)だそうです。
あれ、高くない?と思ったあなた
測り方が間違っている人が多いそうです
体温計は
・脇の下の一番窪んでいるところに向かって斜め下から挿す
・手のひらを上に向けるようにしてしっかりと脇を閉じる
この2点を守らないといけないそうです。
気になる方は今度やってみてください????
子どもの方が平熱は高くて、歳を取るにつれてだんだんと下がっていくそうです。
ところで、「平熱」が存在するのは哺乳類などの「恒温動物」だけなのですが、、
魚類とか爬虫類などの「変温動物」は、身体を常に動かしたり(マグロとか)、太陽の熱を浴びて身体を温めているそうです。
恒温動物の中でも運動量が多い動物は平熱が高い傾向があって、
鶏は41〜42度
犬、猫とかでも38度ちょっと
意外だったのが豚さんで、39度もあるんだとか。。
ヒトはダントツで低いですが、
色々な知恵もありますし、服を着ているので、
体温が他の動物よりも外気温に左右されづらいというのもあると思います????
ちなみに、動物性の脂を摂るときに、この平熱の違いが地味に重要だったりもします。(いずれお話しします!)
で!
何の話をしたいかってことですよね????笑
前回の代謝の話と関連するのですが、
「人間は代謝によってエネルギーを生み出している」
っていうお話をしたと思います????
そしてその生み出したエネルギーの実に75%が体温維持のために使われているとのこと。
37度に維持するのって結構大変なのは理解できるかなと思います。
そこで周りに脂肪をつけて(脂肪は熱を通しづらいです)、体内の保温効果を高めたり、
筋肉を動かして熱を発生させたり(寒いときに身体が震える)、
暑い時には汗をかいたりする(汗の気化熱を使って体温を下げる)、
などなど、いろんな方法を使って体温維持を行なっています。
このように生きる為にエネルギーを消費しているということを、
「基礎代謝」とも言い換えることができます。
基礎代謝には、体温維持だけでなく、臓器の活動や、血液を全身に送り届けるためのエネルギーなんかも含まれます。
ここまでで言いたいことは、生きているだけで(たとえずっと寝てても)、ヒトの身体はエネルギーを消費しているってことです。
逆にいうと、基礎代謝分のエネルギーすら摂取しないと、「動くのもしんどい」なんてことにもなりかねません。
もう少し説明すると、
一般的に基礎代謝は成人女性で1100〜1200kcal、男性で1500〜1600kcalと言われています。
そこに各々の「身体活動レベル」を掛け合わせた数値が、一日に消費しているカロリーということになります????
女性でデスクワークの人なんかは消費カロリーは1日1500kcalくらいですし、
男性のアスリートになると1日に3000kcal以上消費している人もいます。
これだけ簡単にみても、一日で消費カロリーが倍近い人もいるということです
運動ってすごいですね。
まぁだからといって動いている人ほど健康だとか、寿命が長いとかいうわけでもないので誤解のないように…
まとめると、
今日言いたいことは
「人間は生きているだけでエネルギーがいるので、その分くらいはしっかり食べましょう」
ということです
今日はこの辺で。
次回は
「37度」っていうのが結構意味のある数字なんですよー????ってことを、お話ししたいと思います。