LGBT当事者が新宿区のLGBT議員をインタビューをした話

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    NAO

みなさん、こんにちは。乙女塾パートナーとしてWebサイトの開発を行っている、ふみかです。

SRSの記事で一度登場したのですがはじめましての方に自己紹介いたします。

ふみかです。乙女塾では開発を担当しております。30代後半から個人輸入でホルモンを開始。40代中盤に病院でのホルモン治療開始と睾丸摘出を経験。40代後半になった昨年、タイにてSRSを行いました。

宜しくお願い致します。

「多様性」ってどのような状態?

突然ですが、「多様性」ってどの様な状態だと思いますか?「多様性」が当事者だけではなく社会にとって必要な理由、上手く説明できますか?私自身「当事者に居場所をあたえる」感が満載な「多様性」という言葉は好きではなかったのですが、インタビューを通してようやく腑に落ちました。

インタビューのお相手は、新宿区議会議員のよだかれんさん。LGBT当事者(MtFトランスジェンダー)でもある方です。

私自身、政治家との接点はいままでほとんどありませんでした。日常会話の中で政治について愚痴を言い合ったりすることはありますが、政党とか政治家、ましてや区議会など地方議会の話をする事は考えてきませんでした。

選挙は大体行くようにはしていますが、自分の一票で世の中がかわったとかの実感はあまり持っていません。

よだかれんさんとの出会い

​私の住まいは、「LGBTばかりになると足立区は滅んでしまう」という代議士さんの発言で一時期話題になったところです。という事もあり、新宿区議会にトランスジェンダーであることをカミングアウトしている方がいらっしゃることは初耳でした(2022年4月現在 新宿区議会内に2名もいらっしゃるそうです)

私がよだかれんさんと繋がったのは、Facebookで呼びかけがあったLGBTのオフ会。8名程度の小規模な会でしたが、私の隣の席だったのがよだかれんさんでした。

LGBTの当事者同士、当事者ネタで共感できる話もできるし、ITエンジニアと政治家というかけ離れた職業同士お互いの生活に興味津々だったりもして、話が盛り上がりました。年齢が近かったことも大きかったかもです。

インタビューの成果

​そんな話をNAOにしたところ、「是非ともインタビューを申し込もう」ということになり、今回のインタビュー企画になりました(インタビュー記事自体は近日公開予定)。

職業柄、システム要件のヒアリングの機会は多いのですが、記事執筆のためのインタビューは初体験。

このインタビューを通して、私自身が普段から感じていたモヤモヤが解消する実感があり、NAOにお願いしてその体験を記事にする事に挑戦しました。

インタビューって、ある人物の考え方を読み手に伝える、という以上の効果があるんっだなと改めて実感。よだかれんさんの経歴や考え方はとても興味深く、当初1時間以内を予定してたインタビューが気付けば2時間になっていたりしました。

冒頭の「多様性」の話、よださんとのインタビューを通して、自分の中で下のように整理できました。

1.何か困ったことがある場合、それはきっと他の誰かも困っている
2.だからこそ声を上げることが大事
3.いろんな人が声を上げられる社会が、多様性のある社会

多様性という言葉は「ダイバーシティー&インクルージョン」という表現もされますが、「みんなが”安心して”声を上げられる社会」というのがわかりやすいなと思いました。皆さん、どうでしょうか?

よだかれんさんとの話の中では、「困っている人の声を直接すくい上げることができるのが地方議会」という事もあり、自分自身もっと区議会・都議会のことを知っていきたいなと感じた次第でした。

きっと、マイノリティを自認する当事者が政治に参加する意義や、政治家ではない我々が気軽に政治に参加する方法などのヒントがお伝えできるのではと思っています。それでは記事が上がるのを楽しみに待っていてくださいね。

 

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