資生堂のトランスジェンダー女性・ノンバイナリーの方向けメイクレッスンに行ってきた

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6月26日(金)、都内某所にてトランスジェンダー女性やノンバイナリーの方を対象にしたなりたい自分になれるメイクレッスンが行われました。

3年連続の開催となるこちらは資生堂がRainbow Tokyo北区とともに行っているもので、乙女塾でも毎年取材をさせていただいております。
なんと、今回は80名以上の応募があり先着30名のところを40名ほどの席を用意してなるべく受け入れたとのことでした。あいにくの雨でしたが、参加者の熱量は非常に高いです。

当イベントは2024年より継続的に開催されており、昨年度にはトランスジェンダー女性向けのメイクアップのPDFが資生堂のホームページにて公開されました。同PDFでは、どうしても気になってしまいがちな面長や骨格感といった部分を資生堂ならではのナチュラルにカバーするテクニックを含めて作られたように思えました。

今回も昨年2025年と同じ流れを汲んでいました。パーソナルカラー診断からスタートし、スキンケア、ベースメイク、ポイントメイクと全部入りの濃い内容を1パッケージ2時間で行おうというものです。

パーソナルビューティーパートナーの皆様が各テーブルに1,2名つき皆様をサポート。自分でメイクができるように色々なアドバイスをくださいます。イエローベース、ブルーベースに分かれてメイク道具が置かれており、診断結果に合わせて自分に似合う色が探せるようになっています。サポートしてくれるパーソナルビューティーパートナーの方々はとてもやさしくて笑顔にあふれていて、毎年とても印象に残っています。当事者にとって、こんなにうれしいことはないです。

もちろん、その枠を飛び越えて色々メイク道具を探してみたいという方には、フリーのメイク道具コーナーがあります。こちらにはクレ・ド・ポー ボーテなど高級ラインがずらっと勢ぞろい。

参加者はここぞとばかりに高級ラインのスキンケアを試し「スキンケアが違うだけでこれだけベースメイクが変わるのか」「肌がもっちりした」と感動をしていました。


さらに今年ははじめて香水も登場!あのセルジュ・ルタンスの香水がお試しできるようになっていました。

多くのメイク道具を目にして「いろんな色を試せたのがいい」「いつもと違う自分になれた」といった声が聞かれました。

昨年参加されたが今年は参加がかなわなかった方の報告を私個人のDMにて何通か頂いたので、昨年との比較をレポートいたしますと、アンケート結果などがアップデートされていました。

アンケート結果では昨年4位だった毛穴悩みが1位、2位がクマと変わっていました。担当者の方に話を聞きますと「昔に比べて骨格などの悩みを書かれる方が多くなった」と参加者の知識が充実している様子がうかがえます。

参加者に話を聞くと「今年で3回目の参加」といった複数回参加組で毎年楽しみにしている人もいれば、「初めて来た。(内容がわからず)来るのに勇気がいるが、和やかなムードで来て良かった」と一様に「楽しかった」という声が多数聞かれました。

どうしてもトランスジェンダー女性に関しては、性別移行度で躊躇する方がいらっしゃるのですが、当日の参加者は性別移行度も年齢もバラバラ。また、ノンバイナリーの方は出生時の性別が男性、女性の方がおりますので、本当に幅広い方が受け入れられてメイクをされていました。なので、まだまだ外出は怖い、女性の恰好をして出るのは…みたいな人でも「ここには安心できるスペースがある」ということは強調をしておきます。

メイクについては「ナチュラルメイク」がテーマということで、うす付きにトライ。ベースメイクが「パール1粒大で伸ばせた」とかいつもよりナチュラルで「新鮮」という反応がありました。

残念だったのが、あいにくの天候ということもあり参加者のキャンセルがあったこと。

資生堂の担当者の方に話を聞いたところ、「今後は地方での開催も視野に入れたい」、「今回ご参加いただけなかった方々のために、改めて実施の機会を検討したい」とありがたい返事を頂きました。

こうした取り組みを無料にされているのはとてもありがたいことです。乙女塾でもメイクレッスンはしています。しかし、私たちだけではなくトランスジェンダー女性やノンバイナリーの方へ向けたメイクレッスンの輪がこうして増えていくことはとても大事なことと捉えています。

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