本日、11月20日は「トランスジェンダー追悼の日（Transgender Day of Remembrance、通称TDOR）」です。
日本ではあまり想像できないかもしれませんが、世界では今も性的マイノリティであることが理由で殺人被害を受けるトランスジェンダーがいます。トランスジェンダー追悼の日も1998年に米国で殺害されたトランスジェンダー女性リタ・ヘスター(Rita Hester)の通夜祭として、トランスジェンダー擁護者のグウェンドリン・アン・スミス(Gwendolyn Ann Smith)によって1999年から始められました。
現在では、トランスヘイトや暴力被害によって亡くなった人、自殺された方などを悼み、トランスジェンダーの権利と尊厳について考える日になっています。また、トランスジェンダー追悼の日の前週は「トランスジェンダー啓発週間(Transgender Awareness Week)」としても国際的に知られています。
