「手術なし」でOK! 「ボディメイク」で高まるあなたの「メイクの総合力」

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あなたは「メイク」と聞くと、どの範囲のメイクをイメージされますか? 多くの場合、メイクといえば顔や髪型などのなどの「首から上」をイメージされるのではないでしょうか。 目立ちやすい「首から上」に目が向く人は多いのですが、裏を返せば「身体をメイクする」という人は多くありません。

見落としがちだからこそ「ボディメイク」はたいへん重要です。 私は長年のメイクレッスンを通じて、「顔や髪型」にとどまらない「ボディメイク」を交え、受講生ひとりひとりの「身体の女性化」をトータルでサポートしています。

私が今までの試行錯誤の中で得た成果から、「ボディメイクだけでもここまで変わる!」という一例をみなさまにシェアいたします。

そもそも「メイク」と「整形」はどう違う?

そもそも「化粧・メイク」と「整形」の違いはどこにあるのでしょうか? 国語辞典によると、下記のように示されています。

化粧: 1 紅(べに)やおしろいなどを使って、顔を美しく見えるようにすること。
    2 物の美しく飾ること。
    3 うわべだけのこと。
整形: 形を整えること。 特に手術などによってからだの部分を変えること。

 引用元:デジタル大辞泉(小学館)

このように、「化粧・メイク」は肌や顔など、「おもに身体の表面」「一時的」にアプローチすることがメインであり、「整形」は「おもに身体のより奥深く」にアプローチするという違いがあるといえます。  例えるなら、メガネやコンタクトは「メイク」に当てはまり、レーシックや眼内コンタクレンズは「手術」に当てはまるというイメージでしょうか。

「手術なし」でもここまできる! 私の「ボディメイク」実践例

さて、この写真に写っているのはまだ手術前の私です。

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今は豊胸や脂肪吸引で身体を変えてしまいましたが、当時はまだしていませんでした。つまり、くびれや胸は「メイク」で作ったものです。 

いかがでしょうか? ボディメイクのメリットのひとつは、「さまざまな方法をあれこれ試せる」があるように思います。 きっちりしたフォーマルな雰囲気も、気軽でカジュアルな雰囲気も、シチュエーションに応じてもできるようになるのです。 

ボディメイクを意識することで洋服のシルエットが一段とキレイになり、QOLもグッと高まりますよ!

「足し算の罠」 胸ばかり考えるのをやめる

ボディメイクの中の落とし穴に、「足し算」だけにとらわれてしまうというものがあります。 とくにMtFトランスジェンダーの場合、女性ホルモンにより胸が生育するケースが見られます。女性的な雰囲気の源のひとつであり、女性ホルモンで効果が出て欲しいところですよね。

こちらは、私たちのボスこと西原さつきさんです。 しかし、自前ではなかなかこうはなりません!そのため、豊胸手術でシリコンバッグを入れて胸をCカップ、Dカップにする人がいます。

コスプレや女装する人でボディメイクというと「胸を盛るんだよね、もちろんやってるよ!」という方も多いでしょう。

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Amazonでもこういうのたくさん売ってますしね。

コスプレイヤーの多くの方は、こういった胸を装着して境目をうまくごまかし、そのからさらにPhotoshopで自前っぽくなるように加工しています。

「おっぱい」は言わずと知れた女性の象徴です。 胸のためにすでに努力されている方は多いですし、胸ができたことに喜んでSNSで投稿しているトランスジェンダーの方が多くいらっしゃいます。

しかし、この「足し算」には落とし穴があります。 男性的な身体が土台となる場合「もともと大きな身体にさらに容量を足す」ことになります。なので結果的にガタイがよくなってしまうのです。

胸はもちろん大事ですが、それ以外も差し引きして「バランス」をとってあげることで、女性らしさが増すのではないか。 それに気づいた10年ほど前から、独自のボディメイクを開発してきたのです。

実体験を元にした「ボディメイク」独自メソッドの before⇨after

何ごとも「論より証拠」。 ここからは「ボディメイク」の実例をご紹介いたします!

before(着衣)

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after(着衣)

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before(胸)

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after(胸)

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これは私が実際に身体を手術する前(脂肪吸引、豊胸前)に記念としてとっておいたものです(画質が悪いのは動画からの抽出のためです)。

※ 当時の体型は、身長 164 cm 、体重 59 kgです。また豊胸のために「デブ活」をしておりました。
※ 洋服はあえてメンズを着てみました。上がWhite MountaineeringのメンズS、下がDiorのメンズMをお直してXS~Sサイズ。ガチャベルト(1017 Alyx 9sm)で締めて履いていました。当時の流行りでしたね(懐かしい)。

いかがでしょうか? こうしてメンズの洋服を着ていても、「ボディメイク」の補正後は女性らしさが上がっているのではないかと思います。

ボディメイクでどこを変えるの?

それでは「ボディメイク」では、具体的にどこにアプローチしているのでしょうか?
ここで変えている箇所は、

・胸
・腰のくびれ
・お腹
・骨盤
・お尻

おもにこの5か所です。

大事なことはボディメイクで日常的に過ごせるように、着るだけで済むようにしていること。一般的な「シリコンパッドやヌーブラ、ブラパッド」を使っていない点です。

実はシリコンパッドやヌーブラを使った胸のボディメイクは巨乳になれるのです。

ですが、日常的に1人でやるには少し大変でした。そこで、私は負担軽減として「下着とメイクだけ」で体型変化を得ているのがポイントです。

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(何枚かあると楽に巨乳化します。※ちなみに骨格診断のタイプがストレートの人はヌーブラを使うと巨乳化しやすい傾向にあります。)

ボディメイクの順番

ボディメイクの順番です。(順不同です)

1.お尻と骨盤を足す(骨盤パッドを使用)
2.ボディスーツを着る(胸の素地を移動させる)
3.ブラジャーをつける(胸を作る)
4.コルセットをする(くびれを作る)
5.ハイライトとシェーディングで描く(胸元が空いた服の場合は特に)

です。手順はたったこれだけ!!

慣れると5分ぐらいでできます。

次の記事から少しずつ説明していきますね。

(この記事はhttps://note.com/make_otomejuku/n/n67825105aa54より2021年公開のものを再構成してお届けしています)

この記事を読んで「ボディメイクを試してみたい!」といった方は、ぜひ乙女塾のメイクレッスンへお問い合わせください! 

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