16時間経ってどうなった!?「フェイスパウダー」を2種類使い分けて崩れ知らず

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人によってつけすぎだったり、何の意味があるのかわからなくてさぼりがちなのが「フェイスパウダー」です。

フェイスパウダーには固まっているプレストパウダータイプと、粉になっているルースパウダータイプがあってそれぞれ利便性の面で好みが分かれますよ、という話を前の記事でしました。

さて、わたくしごとですが、ゴールデンウィーク周辺は乙女塾のイベントやショート動画の撮影などで(珍しく)毎日朝から深夜までメイクしていたように思えます。

深夜帰宅後の写真何枚かです。だいたいどの日も12-16時間が経過しています。鼻とリップ以外は直していません。

眉毛が薄くなっていて、アイラインは一部消えていたりします。また額にテカリや充血がありますがベースメイクはさほど変わりがないのがわかるでしょうか?

違う日です。同じく鼻のテカリ、アイライナーの薄れ、唇の乾燥によるワレが見られますが、ベースメイクはさほど問題のある崩れはありません。

これは理由があります。フェイスパウダーを使い分けているのです。

1.皮脂や汗に強いパウダー

「オイルブロック」「ノーセバム」「マシュマロ」「さらさら」など汗や脂を抑えてくれそうなそれっぽい名称がついていることが多いです。

多くが白くさらさらとした片栗粉のような触り心地をしています。伸ばすと透明になるものが多いです。

きちんと塗ると肌がサラサラ、すべすべになります。マットと呼ばれる光沢感のない質感に仕上がるものが多いです。

一方で、サラサラの中にキラキラが入っていてツヤがでるもの、色がついていて肌色補正がされるものもあります。

私がメインで使っているものは「NARS ライトリフレクティングセッティングパウダー」で、通称「リフ粉」と呼ばれ長い間愛されている名品です。

これ以外にも皮脂や汗に強いパウダーは名品が多く、メイクレッスンではチャコット、inisfree、makeup forever、REVLONなどをこれまで使ってきました。それ以外にも紹介したいアイテムはとても多いです。

2.保湿効果のあるツヤパウダー

その反対にあるのが、触ると粉雪のようにふわっと消えるようなしっとりした質感を持つパウダーです。

オイルブロック系のパウダーとの対比を「砂糖と塩」と呼ぶアーティストもいます。

こちらはしっとりと保湿をしてくれるようなパウダーで、パールやラメなどでキラキラ感があったり、すりガラスをかけたようなぼかす効果が美肌に見せてくれるものも多いです。

私が上述の日に使っていたのは「DIORのカプチュール トータル パーフェクション ルース パウダー」です。

ちょっとお高いのですが、1年中乾燥する私にはあっていて保湿をしてくれて、ツヤもほどほどでちょうど良く何個目かのリピートをしています。最近DIORのアイテムは廃盤が多いのでなくならないでほしいと思っています…。

レッスンではよくコスメデコルテを登場させています。

3.毛穴を隠すパウダー

最後に登場するのが、毛穴を隠してくれるパウダーです。「ポア」とか「毛穴」とか名前に入っていたらそのタイプだなと感じてください。

私はこのタイプを使っていませんが、肌を完璧に仕上げたい方、カバー力が欲しい方におススメです。

多くが肌色をしていて塗るとカバーをしてくれるものが多いです。反面、化粧感は出やすく、少しつけすぎると厚化粧感が強く出てしまうので注意です。

イニスフリーのポアブラーパウダー、カネボウのミラノコレクション(ただし年度により多少の差異あり)などが代表的でしょうか。

レッスンでは、そのイニスフリーのプレストパウダータイプであるポアブラーパクトをよく登場させています。

実際どう使い分けるの?

私は、汗と脂が出やすいおでこ、鼻、口回りは「1」のNARSをそれ以外は「2」のDIORを使っています。

レッスンでは、目の下も「1」を使うことが多いのですが、私は乾燥が激しいのでそこは「2」のDIORにするか別途ローラメルシエのパウダーを使っています。実質3つ使い分けていることになりますが、「急がば回れ」だと思っています。

現在はミニバッグが主流なので大した量のメイク道具を外にもっていけません。なので、朝仕上げたら手荷物は小さくまとめる方が良いと考えています。

また、裏技としてメイクを長く持たせたい場所には、A.最初からフェイスパウダーを置いた上でメイクをする、B.フェイスパウダーと混ぜてメイクをするといった方法があります。

面倒なので自分には使いませんが、メイクの仕事では目や眉毛、シェーディングの際に行うことがあります。

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