乙女塾と医療機関の違い、当事者団体との違い

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乙女塾では、レッスン時に生徒さんから性の悩みや医療に関する相談を頂くことがあります。悩みって尽きないですよね。

こういった場合、私たちの経験をお伝えすることはあります。そこで今回は医療機関と私たちの違いを明確にしたいと考え、この記事を作りました。

乙女塾がサポートしていること

乙女塾がサポートしているのは、トランスジェンダーや性別に悩みを抱える人などが日常生活を送る上で必要なスキルです。

乙女塾のレッスンに定期的に通うことで、QOL(クオリティ オブ ライフ)を上げることなどです。例えば、より女性らしい容姿、しぐさ、女性らしい声や日常会話を習得することは日常生活を送る上でとても大切なことだと感じています。

最初は週末や特定の時間だけでも、徐々に女性らしい生活の質や量をあげていきましょう。

医療機関がサポートしていること

そもそもご自分がトランスジェンダーなのか、自身が抱えているジェンダーの悩みは何なのかを判明させたい、という場合にはまず医療機関にご相談ください。

私たちは性の悩みを聞くことはできますが、それらに対して医学的な回答を持っているわけではありません。

また実際の治療にあたる、男性化を抑える、身体や顔を女性的に変える、性ホルモンを補充するといったことは医療機関にて行われます。脱毛であれば、エステサロンか医療機関で行くことをお勧めいたします。

私たちが話せるのは経験談や、それに伴う各自お勧めの施設紹介などです。

そのうえで治療や手術を実施されるかどうか、どの病院等を選ぶのかはご自身で判断をして頂いております。

当事者団体との違い

また乙女塾ではトランスジェンダーの権利を訴える活動に賛同はしてますが、直接的な活動を行ったりはしておりません。

時折、乙女塾でも権利主張をしてほしい、政治的な活動を行ってほしいという要望を頂きますが、現時点では政治的な力やロビー活動ができる余力や繋がりが無いというのが実情です。

LGBTQ+の権利を主張する、差別禁止を訴える当事者団体がございますが、そういった団体様の権利活動に関しましては応援しておりますが、私たちでの実働は難しい状況となっております。

乙女塾では企業様とのコラボレーションや、メディア監修などを通じてトランスジェンダー当事者のリアルをお伝えしたり、私たちが生きている現状を知ってもらうことで皆さまの生活のサポートをできればという想いです。

そのうえで、例えば去年に開催されたトランスマーチというイベントのように私たちにできることがあれば積極的に挑戦していきたいと思います。

こちらがが乙女塾の現時点での立ち位置となります。

皆さまの生活がより豊かになりますよう努めて参りますので、より一層のご愛顧頂けましたら幸いです。今後とも宜しくお願いいたします。

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