男女で最も大きな違いの１つに「眉弓（通称：眉骨）」があります。
トランスジェンダーはあごやエラ、目が二重かや、胸が大きいかといった要素を気にされるケースが多いのですが、それらは女性でも気にされている人もいますし男女差というより個人の差でもあります。
何故、男女を見分けるのに「眉骨」が大事なのか？
眉骨は女優やモデルさんでキレイ系の人は多少突出している人がいるものの、多くの女性はなだらかでつるんとしたおでこをしています。
白骨遺体などが見つかった際に男女を見分けるのは頭蓋骨や骨盤だそうです。その中でも大事なものの１つは「眉骨」です。英語では「Brow ridges」と呼びます。
詳しくは下記の記事もご覧ください。
その骨がどう印象を変えるのか？横顔で見てみましょう。
女性。なだらかです。
男性。眉弓がはっている、おでこが直線的といったことがわかると思います。
これらは性差になります。女性は前額が伸び、男性は頭頂型といい頭頂部分や眉弓部分が発達するからです。実はそれ以外にもおでこの角度なども違うのですが、それらはまた別の記事で紹介しますね。
眉骨を隠す方法はどんなものがあるの？
これまで眉骨に対するアプローチは「医療」か「髪型で隠す」が一般的でした。
トランスジェンダーや女装する人で中級者以上の多くは「前髪を作ること」で眉骨、特に眉間部分を隠すことが多く「常識」とさえ言われてきました。（写真は台湾人の女性です）
逆に（下記写真のように）眉間部分を出すことは「パス度を下げる」としてかなり難しいとされてきました。
また、メイクで行うのは技術的にかなり難しく、さらに適応となるケースが少ないというのが正直なところです。
では、「医療」ではどうでしょうか？
「フィラー（セメント、ヒアルロン酸、脂肪などが用いられた）」、「骨を削る方法」が用いられています。次の記事で詳しく見て行きましょう。
