新宿二丁目に足を運ぶと、その街の中で独特の専門用語を耳にすることがあります。例えばA面、B面などという言葉です。これらは一体何のことなのでしょうか?
A面
女の子の姿になったあとの状態を指します。女装した状態、トランスジェンダーで男女切り分けて生活している人における、女性の面などを指す状態でしょうか。
古くから使われている言葉なので、レコードやカセットのA面、B面から来たという説やBefore、Afterの略だという説があります。
「AからBに変わるのでAが男性、Bが女性じゃないの?」と最初は思う人もいるようですが、Aの方が女性の面です。
B面
男性の状態を指します。女装する人が通常通りの男性としての状態。トランスジェンダーであれば男女切り分けて生活している人が、仕事などで男装している状態などを指すイメージで使われています。
C面
もう1つC面という言葉があります。こちらは、男女の真ん中で中性的な状態を表します。
男性の状態なんだけど一部何かしら女性的な要素を取り入れている。またはトランスジェンダーで性別移行中で男性的な要素を減らしつつも、まだ女性的な要素を取り入れるのには抵抗感を感じ、ユニセックスな洋服を着ている状態などもそれにあたるようです。
同じようにレコードのC面から来たという説やA、Bと表現されてきたのでCになったという説があります。