肩幅が男らしくて気になるという人は少なくないと思います。
私もスポーツ系の部活を行った経験、生まれつきいかり肩という広く見えるタイプなので長い間気にしてきました。
肩幅縮小手術とは?
美容外科のうち技術に自信のあるクリニックは「肩幅を短縮する手術」をメニューに加えています。
しかし、あまりお薦めできません。
これは某クリニックの先生とも話したのですが「肩幅を短縮する手術は猫背のように巻き肩になってしまう」というデメリットがあり、「(どうしてもという)トランスジェンダーにしか実施していない」とのこと。つまり、医師側からおススメされない施術になっています。
例えば、しらゆりクリニックさんは論文を引き合いに10%以上縮めないことで巻き肩にならないよう対応した症例を複数あげています。
また、片方ずつしか行わない院と両方行う院がありますが、どちらにしてもダウンタイムが長いので完成までに時間もお金もかかります。
「肩幅縮小整体」「肩幅矯正」に行きたい
肩幅は諦めざるを得ないのか……そこで私が思い出したのは「肩幅縮小整体」です。肩幅矯正と謳うところもありますが同じですね。
「整体」に関しては賛否があると思います。
例えば、小顔になるというものに「コルギ」があります。医師側はマッサージで顔が小さくなるわけがない、骨が縮むわけはないと批判します。
これについては私も同様に思っています。しかし一方で、日々の生活によって大きくなる(大きく見える)ことはあるからそこを適切(正常)な位置に戻すことで正しいサイズに戻すのが整体の役割だろうとも思っています。
早速、チャレンジ好きの私は行こうとしたのですが……。
結果としては行くことができませんでした。
何故、行けなかったのか。それは肩幅縮小整体で元祖ともいうべき院が女性限定で男性、トランスジェンダー不可だったからです。
(現在はその記述はありませんが、やはりNGだそうです)
ここまでは約10年前の話です。
現在は肩幅縮小をメニューに加える整体はめちゃくちゃ増えました。
YouTubeで「肩幅縮小」で検索するといっぱい動画がでてきます。
ただ、やっぱり元祖のテクニックを味わいたい。そんな願いを持っていた私に朗報がありました。
2018年に放映された動画です。美容整体エッセンスという代々木上原の整体院が肩幅縮小を行っている、しかも代表の方は「“元祖”のお店に勤務経験があり、男性やトランスジェンダーが来た場合はこちらのお店に回している」のです。
最近になって、ようやく行くことができました。
肩幅縮小整体って怪しくないの?
最初は説明と測定があるため(上半身・下半身両方を行う場合)3時間ほど猶予が必要になります。
猫背、巻き肩、姿勢が悪いなどで正しくない状態になっている身体を正常な位置に戻すことで数字上短かくなるということのようです。
そのために整体に加えて日々の生活習慣を変える(ストレッチをする、歩き方に気を付けるなど)必要があるそうです。
「肩幅縮小整体をすることで骨が短くなるわけではありません」というきちっとした説明もいただきました。
予想通りでしたし、私のように「猫背、巻き肩、姿勢が悪い」が3拍子揃っている人にはドンピシャでした。
また、男性と女性の違いの1つに関節の付き方に違いがあり、女性は腕の曲がりが強い傾向があります。
人間の腕はまっすぐ伸ばすと、多少曲がっています。
女性が特にそうで、胸郭が狭く、骨盤が広い骨格から、それに合わせるように
腕の曲がり(運搬角)が強い。
男性は女性に比べて腕がやや真っ直ぐなわけですが、
骨格上、腕が真っ直ぐなのは力が入りやすく、重たいものを持ち上げる適している。 pic.twitter.com/D8NzjTc65n— 川崎悟司 (@satoshikawasaki) May 3, 2019
私は、メイクの仕事が忙しくなるにつれて大きな荷物での移動が普通になってしまいました。筋肉が(荷物を持つ)右側だけついてしまいました。大きな荷物を持つために男性的な動作も必要になります。つまり、女性らしい動きをするにも姿勢改善は重要になると考えていました。
気になる料金は上半身+下半身でおよそ2時間19,000円ほど。全10回が1クールになっていて最初にまとめ買いをすれば少し安くなります。
1クール終わった後はメンテナンスに通う人もいれば、そこで終わりの人もいるようです。
さて、次回は通った感想とビフォーアフター(途中経過)を紹介していきます。