豊胸手術の前に「ボディメイク」でも胸は作れる

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MtFトランスジェンダーにとって「胸があること」は女性としての自信を実感する人が多いです。

乙女塾で豊胸を経験したメンバーは数名います。女性ホルモンだけで成長したかシリコンバッグを入れたかです

しかし、ボディメイクでも胸は作れます。

ボディメイクで胸を作ってみよう

私は脂肪注入による豊胸を2回行っておりますが、元からボディメイクをすれば胸の谷間を作ることはできました。7年前の画像ですが、お目汚し失礼いたします。

(BEFORE)


(AFTER)

ボディメイクの方法

こちらはXに投稿したものです。

下着に加えシェーディングやハイライトといった身体にメイクをする方法で、現在では希望者にメイクレッスンをしています。

もう1つヌーブラを使う方法があります。

モデルによるBEFORE、AFTERをご覧ください。


(BEFORE)

(AFTER)
(参考画像:こちらは私ではなくモデルです。ボディメイクで胸を作っています)

これらの技術は、豊胸した後も盛り具合をどう調節するかでとても役に立っています。

では、何故豊胸手術を受けたのか。それは、手間とお金(ヌーブラ代)がかかりますし、脱いだらなくなってしまいます。私にとって治療というのはそうした「煩わしさを減らすもの」「脱いでがっかりするものをなくす」と言う認識です。

トランスジェンダーに向く豊胸手術の方法

そこで、豊胸手術を受けるために複数の病院でカウンセリングを受けました。

最初の選択肢はシリコンバッグによる豊胸です。MtFトランスジェンダーに対して豊胸の経験のある先生はすべからく300cc以上の大きいシリコンバッグを入れることを推奨してきました。

それは純女に比べて肩幅が広いことと、仕上がりの形が良いからだと感じました。漫画やアニメのキャラのような女性になりたい場合は間違いなくシリコンバッグです。

https://motiva.health/patients-round/より

一方でバッグを入れた人の話を聞くと私とはあわないと感じました。それはドレーンをつけたまま日帰りで帰らされたとか、胸の感度が減ったとか、(元・男性は)離れ乳なので谷間ができないとかですね。(昔の話ですが、今もドレーン以外は聞く話です。)

ただ一番よさそうだなと思ったのは、一度大きなシリコンバッグを入れて皮を伸ばしてから半年後に小さなバッグに入れ替えるというものでした。大阪のクリニックだったのですが、「その方法なら胸が柔らかくなって本物と変わらないよ」と。反対に「フィラーはメニューにあるけどやらない」と言っていました。

しかし、2回豊胸手術を受けるに等しいわけでコストも2倍だし、2回遠方へ行ってまでダウンタイムが耐えられそうもないので諦めました。

詳しくは有料記事になりますが私のカウンセリングレポートを見ていただけると幸いです。

上記を踏まえて、次回の記事では私の豊胸体験に続きます。

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