大きなサイズがあるデイリーに使えるシューズブランド・靴メーカー9選(2025年秋冬版)

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トランスジェンダー女性がファッションで悩むのが「サイズ問題」です。とりわけ、靴は体型と違って努力で小さくすることが難しく、苦労が絶えないです。

「普段はスニーカーを愛用しているんだけど、革靴とかヒールのある靴にチャレンジしてみたい」という方に、乙女塾ではオリエンタル・トラフィックやマルイのヴェリココなど大きなサイズの靴について紹介をしてきました。

過去の記事はこちら👇

デザイン性を重視したい方はこちら👇

かつては24.5cmまでが一般的だった婦人靴業界ですが、今では25cmまでは見られることが増えています。そこで、今回は「価格帯が比較的お求めやすい」「つーさんら乙女塾講師が推薦」「25.5cm以上のサイズ展開あり」のブランドで組み立て直しました。9ブランドほど紹介します。

LE TALON(ル タロン)

https://letalon.jp/

MAIの推しブランドです。

「まず何といっても魅力は、店舗数の多さでしょうか☆

ルミネには必ずと言っていいほど入っているので、駅チカで立ち寄りやすいのが嬉しいポイントです。

サイズ展開はMAX26cmまであり、足の大きい方でも履けるデザインが多いのがありがたいところ。
価格帯は平均13,000円ほどで、セール時には8,000円前後で購入できることもあります。

シンプルカジュアルから洗練されたデザインまで幅広く、毎シーズン新作をチェックするのが楽しみです。
これまで諦めがちだった先のとがったデザインにも、今年は挑戦することができました。

デザインやカラーのバランスが絶妙で、季節を問わず合わせやすいのもLE TALONの魅力。
通勤にもお出かけにも使いやすく、私も長く愛用しています♩」

ORiental TRaffic(オリエンタル・トラフィック)

https://ec.wa-jp.com/?srsltid=AfmBOoqcp9J1uyXrDIp6n5pAR8Gl8dqZH5ES9_L92IWd2mKZNyldVWwN

もっとも定番と思われるブランドです。オンライン限定にはなりますが26.5cmまでサイズが存在すること、元々の定価が安いのにしばしばセールがありさらにお得に買えるなどの特典があります。かわりに回りと「被り」が発生することがたまにあります。

つーさんの推しブランドです。

「嬉しいポイントが4つありまして

①サイズ:サイズ展開が幅広く、26cm(オンラインだと一部アイテムが26.5cmまで販売)まであること

②価格:そこまで高くはない価格帯で1万円以下で買える商品多いまたセールやアウトレットで安く買えること

③デザイン:ベーシックからトレンド性のあるものまで商品数が豊富

④機能性:履きやすさやフィッティングにもこだわった靴作りを提案していて、修理・サイズ調整などのサービスも提供

以上からファッション初心者の方やあまりお金はかけられないという方にもおすすめしたいブランドです!」

ヴェリココ(velikoko)

https://voi.0101.co.jp/voi/content/01/sp/contents/webshop/velikoko/index.html

丸井ブランドです。大きなサイズの靴の中でも珍しいのが、パンプスやブーツなどビジネスシーンでも使えるようなアイテムが多く揃っていて人気となりました。一時はオンライン限定になりましたが、再び店舗(有楽町店のみ)でも見られるようになりました。

店舗に関してはこちらの記事を参考にしてください👇

靴のサイズが大きいだけでなく、ワイズといって靴の横幅にもワイド対応があり(3Eなど)横幅がある方にも嬉しいこと、さらにクッション性が高く長く履いていても疲れにくいという至れり尽くせりのブランドです。

こうしたサイズをワイドにしていくと靴としてはシャープ差が失われデザイン性を損なうのですが、近年ではそうしたデザイン性を高めた(かわりにどうしてもワイズが狭いなどにはなる)モデルも登場しています。また、雨の日用、フォーマル、パーティーなど多様な用途に合わせた靴選びができるほど豊富な種類があることも特徴です。

乙女塾としては、丸井さんとの共同イベントやファッションポジウムでの靴提供など何度かご一緒させていただく機会がありました。

銀座かねまつ

https://www.shoesconcierge.jp/shop/

後述のDIANAとともに日本で誇る婦人靴メーカーの1つです。OLさん向けの可愛いアイテムやきっちりしたフォーマルなアイテムが多いです。かつてはセカンドラインのPOOLSIDEが存在しギャルから若い層へ人気でしたが、現在は銀座かねまつの1ラインとなっておりその分カジュアルなアイテムも増えました。

価格帯としては今回取り上げる中では最も高くブーツで3万円台からですが、本革を使ったアイテムは憧れの1つです。

NAOの推しブランドです。

「女性の服を着た当初に憧れたのが銀座かねまつとDIANAでした。25.5cmまであるのは当時としては珍しく、通販で買えるのも魅力でした。大きなサイズでもデザイン性やヒールの華奢さといったレディライクな面が損なわれていないんです。同路線だとFabio RusconiやCorso Roma9のようなイタリアのファクトリー系ブランドやPELLICOが人気ですが(これらも25cm以上の大きなサイズありでおススメですが値段が…)、冬のブーツが復活している今こそやっぱり日本のブランドに頑張ってほしいです。」

DIANA

https://www.dianashoes.com/shop/?utm_source=yahoo&utm_medium=cpc&yclid=YSS.1001133425.EAIaIQobChMIk4ngqM2fkQMVZm4PAh3FxBJEEAAYAyAAEgLwyfD_BwE&sa_p=YSA&sa_cc=1001133425&sa_t=1764702561757&sa_ra=1A

ルミネにも店舗がありパンプスなどのエレガント路線で大人気を博したメーカーです。日本製、本革の商品も多くブーツが2万円台~、パンプスでも1万円台~と、20年前から多少の値上がりはあるものの、(昨今の物価高にも負けず)値上がり幅が少ない印象で企業努力が感じられます。

DIANAは20年ぐらい前ECに乗り遅れたこと、パンプスやブーツが不振、ノームコアなどでスニーカーが中心になったことでかなり苦しんだ印象があります。それでも、時代に合わせて甘いスニーカーを出したり、カジュアルな靴が増えたりと近年は商品の幅も感じられます。

定番ともいえるメーカーですが、かねてから25cm、現在は25.5cmまでサイズ展開があり、大きなサイズにも対応しているのがうれしいですね。

GU

https://www.gu-global.com/jp/ja/

ユニクロと並びファーストリテイリングが手掛けるGUは、安いだけでなくトレンド性が高く履きやすいシューズが1000円台から手に入ります。

サイズ展開はS~XXL(1部商品のみ)でXXLは25.5cm相当にあたりますが、実寸は大きめで26cm、26.5cmの方でもチャレンジできるレベルとなっています。オンライン限定、商品限定になってしまいますが、破格の価格であること、そしてGUは本当にトレンド性が高くてそのシーズンの流行りを安価で抑えられることがありがたい存在です。

もちろんユニクロも合わせておすすめです。

TEN

https://shoes-ten.com/index.html

昭和の時代から西新宿に店舗を構え、当時のニューハーフ、女装者から定番の存在として知られている老舗がtenです。ブランドというわけではなく、大きな靴の専門店という立ち位置です。

婦人靴は25cm、紳士靴は27cm「から」という徹底ぶりです。そうした専門店になると価格が高くつきがちですが、ブーツでも1万円程度からと安価なものが多く存在します。さらにワイズも3E、4Eと横幅もあり、サイズに悩んでいる方には至れり尽くせりと言えるでしょうか。

1990年代のインターネットを彷彿とさせる軽快なホームページも愛らしいです。

RANDA

https://www.randa.jp/shop/default.aspx

トレンド性の高いレディースブランドで、シューズ、バッグ、アパレルを合わせた総合的なブランドです。

2000年代にはギャル靴のメーカーというイメージがありましたが、今では購買層の多くは30代というデータも見られました。デザインやモデルを見ても雰囲気が変わっており、ユーザーが大人になるにつれてカジュアルさ、実用性、可愛さを兼ね備えたブランドに変化したと思っています。

元々ギャル系ブランドの方がサイズに優しい一面があり、現在ではLLサイズ、25.5cmまでサイズがあります。

夢展望

https://dreamvs.jp/?utm_source=yahoo&utm_medium=cpc&utm_campaign=shimei_yumetenbou&yclid=YSS.1001103460.EAIaIQobChMIp8bA9tKfkQMVN2APAh3gzAZ4EAAYAiAAEgIDh_D_BwE&sa_p=YSA&sa_cc=1001103460&sa_t=1764704067124&sa_ra=84

地雷系の代表として、アパレルは西原さつきも愛用をしていました。

靴メーカーではないのですが、1000円台からシューズを展開、ブーツでも2000円台からと圧倒的に安いです。それなのに、サイズ展開も26cmまであります。また、地雷系以外のジャンルもテイスト別に多くのメーカーをグループ内に抱えています。

プチプラ可愛いをECで2000年代から実現して、一晩中見ていても飽きない商品点数と豊富なファッションテイストでどんな人にも合うメーカーです。

一方で近年は、SHEINやTEMUといった安価な中華製ECに抑えて苦しんでいるという報道も目立つのですが、日本人好みのデザイン、豊富なサイズという点ではやはり外せません。頑張ってほしいです。

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