喉仏はどうする?声の手術っていったい何なの?「声の手術を経験して」放談

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大盛況のうちに終わりました大人の乙女塾『声の手術を経験して』ありがとうございました。すぐに満員になりましたので、行きたかったので行けなかったという声も多数きいております。

また、会が終了後も話は尽きず23時近くまでスタッフ間で話をしておりました。そこで、一部有料記事にはなってしまいますが、知見を紹介していこうと思います。

こちらは「放談」です。会の質疑応答やその後の雑談からいくつか内容をピックアップ致しました。

前回の内容はこちら

ボイトレは歌の発声練習と同じようなものなのでしょうか?

参加者

ボイトレをすると高いだけでなく低い声もでるようになりました。音域が狭くなるIV型は歌うのには適切ではないと思いましたがそんなことはないのでしょうか?

田中友彩(ゆい)

今でもゆっくり喋ると190ヘルツぐらいの低い声がでます。くしゃみとかが高くなったのは良かったです。

そもそも、どのへんで喋ったらどのぐらいの声が出ることを自覚しないと思ったような声がでません。IV型は声が出にくくなったという方もたくさんいます。

私は今800-900ヘルツまで出るのは、イェソンと併用してボイトレを継続したから良くなったのか、たまたまなのかというのはあります。

ゆき乃

IV型やっても低い声はでてしまいます。高い声を出すには、喉に力を入れないというのが大切だと思います。

声質は変えづらいというが、低い声も女性らしく聞こえるのですが、それはボイトレの力なのか?

田中友彩(ゆい)

弦楽器に例えるとわかりやすいと思います。IV型はギターの弦を強くピンと張った状態にする手術、声帯短縮術は、フレットを短くしたギターにするという認識です。どちらも高い音は出るようになりますが、それぞれ違いますよね。

喉仏はどうしましたか?

田中友彩(ゆい)

IV型をやったときに削ったのですが、削りすぎると中が空洞になっているのでダメらしく5㎜ぐらいとちょっとしか削れませんでした。

ゆい

IV型の手術をするときに削っとくね、とやられました。削りすぎるとダミ声になってしまうみたいです。

ゆき乃

私もIV型の時に取りました。その後にウェンドラーだったのですが、喉仏を削ると縫合が難しいと言われました。

日本人の日本語の発声と海外の発声に違いがあるのではないか?

参加スタッフ

YouTubeを見ているとイェソンの症例などはとても魅力的です。でも、海外の人ばかりなのです。海外だと上ずった?声で、日本人の喋り方は喉を使うことが多く、その差の方が大きいように感じました。日本人には手術が向かないというか。

田中友彩(ゆい)

それはあると思います。結局、ボイトレをして鼻腔共鳴ができるかどうか。軟口蓋の裏側をあげて喋れるかどうかといいますか。

喉で喋るとちょっと低くなります。ミックスボイスではないのですが、ミックスの手前、地声の高い方で喋っている認識です。筋肉を上の方に引っ張っていると良く表現されます。

普段、ボイトレは何をしていますか? 

田中友彩(ゆい)

日常ではボイトレはしてません。お風呂に入ってるときに、少し歌を歌うくらいです。

歌の先生のボイトレでは、「あ」とか「ハ」とか「バ」とか音を出す通常の歌のボイトレをしています。また、休みの日にカラオケ行ったりして歌を歌っています。

ゆい

戸田の病院はボイトレ無料なんです。埼玉県には音声外来でボイトレの診療報酬の点数がないからお金をとれない。

だから、(乙女塾とは別に)週1で通っていました。たまに執刀した先生の診察を受けてね、ということと交通費だけでした。埼玉に住んでいたらとてもお得だと思います

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