声の手術の知識全部ここにあります。大人の乙女塾「声の手術を経験して」テキスト配信

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大盛況のうちに終わりました大人の乙女塾『声の手術を経験して』ありがとうございました。すぐに満員になりましたので、行きたかったので行けなかったという声も多数きいております。

また、会が終了後も話は尽きず終了後の23時近くまでスタッフ間で話をしておりました。そこで、一部有料記事にはなってしまいますが、何回かに分けて知見をご紹介していこうと思います。

声の女性化手術方法について

声の女性化を行う場合には、一般的には声帯に何かしらの手術(施術)を行います。ごく簡単におさらいをします。

イェソン音声センター式声帯短縮術

VFSRAC(声帯短縮術)というやり方で筋肉を残し声帯を微調整した後に糸で縫い合わせて短くするやり方です。ウェンドラー式と混同される方がいますが、「違う」とイェソン音声センターからは強く言われています。 デメリットとしては思ったほど上がらないというケース(平均70Hz)、痰が絡みやすいという話を聞きます。 詳しくは病院監修のこちらの記事をご覧ください。

ウェンドラー式声帯短縮術

声帯をレーザーで短縮することで声を高くする手術です。ヨーロッパで考えられた方法で、日本では京都の病院でここ数年始まり、幾つかの病院で行われています。 例えば、こちらをご覧ください。

甲状腺軟骨形成術IV型

糸で引っ張って声を高くする手術です。日本では主流になっている方法です。術中に自分で何ヘルツにするか選ぶことができます。デメリットとしては高くなりすぎてしまいミッキーマウスのようになってしまい聞きにくいケースです。 詳しくは東家医師にインタビューしたこちらの記事をご覧ください。

甲状声帯襞縮小手術(ヨーサガン式)

甲状声帯襞縮小手術です。タイのヨーサガンクリニックの方式で、ダウンタイムがとても長い(タイSRSガイドセンター曰く)です。デメリットとして、まれに声そのものが出しにくくなってしまう人がいます。

それ以外に付属する手術で以下があります。

甲状腺軟骨形成術II型

発声時に声帯が閉まり過ぎ、声がつまったり震えたりしてしまう場合に行われる手術です。声が若干高くなるので、それをいかして痙攣性発声障害やダミ声の方の声の女性化手術ではII型+IV型という複合も考えうる選択肢になります(東家医師談)。

声帯ボトックス

声の震えがある場合(痙攣性発声障害やだみ声)に声帯にボトックス注射を打ちます。打って2-3週間後に効果が出現しクリアな声になります。デメリットは投与後、効果がでるまでに声が出しにくい、また一定期間で効果が消えてしまうことです。イェソン音声センターでは手術後に声帯ボトックス治療がほぼ必須になります。

喉仏切除

男性の場合、第二次性徴で喉仏が出ることが多くあります。その出た喉仏を削る手術です。IV型の際に併用する場合がありますが、ウェンドラー式やイェソン式とは併用が大変とも言われています。

登壇メンバー

田中友彩(ゆい)(右)

ミスインターナショナルクィーンジャパン2019出場。Forbes JAPAN Women in Tech TOP30に選出。韓国のイェソン音声センターで声帯短縮術、その時のbefore afterはYouTubeにも掲載された。さらに、京都の病院で甲状軟骨形成術IV型を経験。乙女塾とはJob Rainbowとの就職交流会以来久々のゲスト出演。

ゆい(中央)

乙女塾生徒。東京の病院で甲状軟骨形成術IV型を経験。美容医療にも詳しく来年のFFS・美容医療界にも呼ぼうとひそかに画策中。

ゆき乃(左)

乙女塾 育乳・痩身コース新メンバー。乙女塾ではメイクレッスン、ボイスレッスンを通じてさつきらの薫陶を得る。京都の病院で甲状軟骨形成術IV型を手術。その後、ウェンドラー式声帯短縮術を経験後に修正手術を数回重ねる。現在、ダウンタイム(リカバリー期間)中。5月のFFS・美容医療交流会に続いてのゲスト参加。

それでは前提の知識を持ったうえで、以下お読みください。

(以下、有料記事になります。8つの質問に対して3人のゲストが自らの体験談や知識を語っています。約6000字の大ボリュームになります。)

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