はりまメンタルクリニックの針間克己先生が雑誌『正論』に寄稿をしたことが話題となっています。
『正論』は産業経済新聞社が発行している月刊誌で「日本人の鼓動が響く雑誌」がテーマとなっています。
産経新聞社はこれまで保守派としてトランスジェンダーやLGBTQ+に対して一貫して否定的、攻撃的な態度を貫いています。当事者からは、針間先生がその産経新聞系の正論に寄稿したことで驚くとともに、悲しみや裏切りなのではないかという声が挙がっていました。
乙女塾メンバーが購入して記事を拝見し大まかに要約すると、日本のトランスジェンダーへの治療は慎重に行われていること、また、トランスジェンダーユースに向けた医療現場での対応の話で、例えば思春期ブロッカーの使い方の再検討という話でした。つまり、否定的な意見はなかったということです。詳細を知りたい方は雑誌をご覧くださいませ。
また、これまで同じくLGBTQ+問題で「LGBT理解増進法」に反対したことで知られる片山さつき氏、山谷えり子氏、森奈津子氏らの対談でも、最高裁判決を踏まえて揺れているということの記載にとどまっています。