骨格ストレートがきゃしゃ見えするには?重宝した3つのトップスをNAOと語る

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    乙女塾

こんにちは、華奢見えを目指したい見習いMtFのすすこです。

私にとってMtFさん、時に上半身の肩周りが華奢に見えるために重要なことは、次の3つと考えています。
・鎖骨を後ろに引き、外側を下げる姿勢を常にキープすること
・肩周りの筋肉をほぐし、肩自体を小さくすること
・胸板の厚みを抑えること

私は華奢見えを考える上で「ストレッチ」がとても大事だと思っていて、前回熱量高めにご紹介させていただきました。

今日は華奢見えを考える上で忘れてはならない骨格問題。骨格についてのお話です。

骨格診断につきまして

「骨格診断」というのはご存知でしょうか?

日本人に多い体格を3つの骨格タイプに分けて、それぞれに出やすい特徴や似合いやすい服を示してくれるもの。洋服を着るだけでスタイルアップがかなうし、好きだけど着こなせないアイテムの着こなしがわかったりもするそうです。

具体的には骨格ストレート・ウェーブ・ナチュラルの3つにわかれますが、骨格によって身体の特徴が全然違うのがお判りでしょうか?

横から見た時の厚みが全然違いますよね!!

そして、私は骨格ストレートです。骨格ストレートあるある、全部頷きすぎて首がもげそう。

骨格タイプ3つの概要

今回は実際にファッションや骨格に詳しく資格を保有するNAOと会話形式で骨格ストレートのきゃしゃ見えについて語ってみました。

すすこ「私の骨格ストレートの印象ですが、全体的に厚みがあり、特に上半身は太ってみられやすいと思っています。相対的に足細に見えるだけど細くない…みたいな」

NAO「みんな、自分の骨格タイプを少々卑下してしまうのですが、どの骨格タイプにも良いところと悪いところがあります。骨格ストレートにもとても良いところがたくさんあるんですよ。例えば、手足が小さくて靴に困らない人が多いとかですね。」

すすこ「きゃしゃ見えするかというと、服が膨らみやすい、痩せても他人からは全く分かってもらえないケースがあると感じています。私の場合は、ウェーブの人やナチュラルの人がドンピシャで似合うようなオーバーサイズのTシャツを着ると、華奢見えどころか妊婦さんみたいになります……笑」

NAO「似合わない服を着ると服が膨らんでしまう、もしくは縮んで見えてしまうとかは私やさつきさんのような骨格ウェーブなどでもよくある現象ですね。骨格ストレートの方が悩ましいのは、一見サイズが問題ないものでも上半身できつさ・入らなさを感じることがあることでしょうか。コートなどでそれを感じることがあると意見を伺うことが多いです。」

すすこ「例えばTシャツやニットでは次のチェックポイントを守るようにしています。」

骨格ストレートの上半身で重要視しているポイント4選

・クルーネックよりもVネック(タートルネック、首の詰まったモックネックは事故服代表例)

・素材やや厚め(よく「ハリがある素材」と言われますが、持った感じ厚みを感じれば結構いける)

・オーバーサイズは狙わず、ジャストサイズ(下半身で調整できるので、マストではない)

・袖ごつめ(特に大きめの長袖を腕まくりして5分丈にすると最強、半袖でもちょっと折るとよし)

すすこ「私は中性的な感じを目指しているので上の条件全て満たす服、というよりもちょっとボーイッシュ寄りな「Vネックと袖ごつめだけどオーバーサイズ」みたいな服もよく着ます。その場合は下半身で調整が必要ですが、個人的には結構気に入っています。例えば以下のツイートがとても参考になりました。マジこれ、と」

NAO「おっしゃる通りで、骨格ストレートの方は、Vネック、スクエア、Uネック、ハイネックなどが得意とされています。また、丈は半袖、ジャストサイズが得意です。素材はハリのあるものと言われているのもその通りです。襟については流派や人によって若干言うことが違うのですが、以下が良くまとまっていますよ」

すすこ「着たい服を着るのが一番とはわかっているのですが、(骨格タイプに貴賎はありませんが)私のような肩幅もともとある人が骨格ストレートだと、幅も厚みもすごいことになるので、もう女性らしさについてどうこう考える次元じゃないゴツさなんですよ……笑。こうした何がOKかNGかは助かりますね」

NAO「何か良かったアイテムはありますか?」

すすこ「肩周りと胸板の厚みを減らすことでトップスを選んでいますが、例えばSHEINのこの商品、おすすめですよ!」

DAZY Vネック ドロップショルダー セーター

すすこ「生地は若干厚めながら粗めの編みで夏にも着られる素材感に、Vネック袖太めと、骨ストが着やすいタイプのオーバーサイズです」

NAO「これはリブ編みなのとVネックでも深くないのがストレート向けですね。骨格ストレートでもトランスジェンダーの場合、ジャストサイズだと体型の厚みを感じやすくて嫌という人がいます。あとは腕の筋肉感とかですね。トレンドもあいまって、(本来はストレートはジャストサイズがベストですが)オーバーサイズが好まれがちです。特に、こうした袖に膨らみがあるタイプは女の子っぽいですよね。厳密に言えばストレート向けではないのですが、体型を隠すという観点や萌え袖ができやすいとかでも、とても好まれます」

すすこ「冬場はこんなのもおすすめでした」

EZwear V字ネック ドロップショルダー カーディガン

すすこ「粗めの編みで袖太め、オーバーサイズながら肩のところでストンと落ちやすいので去年の冬、かなり重宝していました」

NAO「ややVネックが深いのとVネックって深いと男性的になりやすいのですが、オーバーサイズで肩が落ちやすいのでマニッシュになりつつも合わせやすいんですよね。これも細いながらリブ編みになっているのが骨格ストレート向けです。XSから3XLまであるので体型に合わせて選べますね」

すすこ「楽天ならこのシャツでした」

ユニセックスドルマンビッグシャツ 

すすこ「このシャツもほんと優秀で、商品画像のように襟を抜いた着方も普通にシャツっぽく着る方法もできて、着回し力がすごいです」

NAO「こうした柔らかい素材、半端な感じのする丈感は本来ウェーブ向けでもありますね。ストレートさんが着るときは下手にLサイズとかを選んでサイズをオーバーにし過ぎない、腕まくりをして半袖にすることが大事かなと思いました」

すすこ「ありがとうございます」

NAO「特に初期のうちって骨格タイプに関わらずみんなオーバーサイズ、ドルマンスリーブやモモンガシルエットが大好きなんですよ。体型を隠すこと、まず男性的な部分を消して中性的にできる。これが一番大事なことになりますが、そうした点を満たす3点かなと思いました」

すすこ「最後に注意点です。ここで紹介するのはあくまで傾向であって、全ての骨格ストレートに合う服の特徴ではありません。骨格ストレートからさらに3つに分けられる、という話もありますし、骨格がミックス(ストレート×ウェーブ、ウェーブ×ナチュラルなど)されている場合もあるので、あくまで参考と思ってくださいね」

NAO「難しいのはMtFトランスジェンダーに女性として骨格診断を適応する場合には、素直に3つだけの分類で考えると結構失敗することがあります。というのは、筋肉量も骨も女性よりも多く、脂肪は女性に比べて少ない状態から一般的にはスタートしますね?だから、100%これという人は多くありません。」

すすこ「私が骨格ストレートの悩みから解放される日は来るのでしょうか?」

NAO「骨格ストレートといえば胸や尻が大きくメリハリのある体型でアイドルやグラビアアイドルに多いのですが、胸やお尻はホルモン治療で獲得していく中で育つものです。中には美容整形もするし、SRSもします。何かSRSをして1,2年すると体型が変わったなぁ、雰囲気が変わったなぁと思うことがあります。だからストレートがウェーブにはならないけれど、治療中や移行中は徐々に似合う服も好きな服も変わっていくものだと思っています。」

すすこ「これを見て気になったあなた。あなたもぜひ一度、診断してみてくださいね」

骨格診断アナリスト協会公式の診断ページはこちら)

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