『Miss International Queen Japan 2023』大会レポート

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2022年10月28日、Miss International Queen Japan 2023が新宿にある山野ホールにて行われました。

こちらの本選大会にあたるMiss International Queenはタイ王国で毎年行われ、世界各国の予選を勝ち抜いたコンテスタントたちが一堂に会しグランプリを決める一大イベントになっています。2023年度は今月6月の開催予定で今まさに大会前最高潮のムードと言ってよいでしょう。

乙女塾の創立者である西原さつきも2015年にフォトジェニック賞を受賞しました。タイ国内では大きく報道などが行われる、歴史と権威のある大会です。今回ご紹介いたしますのは、その予選にあたる日本国内大会の様子です。

日本大会はコロナ禍ということもあって約2年ぶりの大会になりました。参加者は11名と、過去最多数です。乙女塾に関わりのある人でいうと、9番の椎名理火さんが交流会のゲストとして、2番の松本穂乃果さんが以前に西原さつき(NAOとも)とイベントの仕事を一緒にしており既知の仲でした。

Miss International Queen Japan 2023 いよいよスタート!!

開場は午後3時、3時40分のスタートという予定でしたが、4時過ぎに幕が上がりました。

審査は3つ。11名がそれぞれドレスを着て歩くウォーキング審査、水着審査、歌やダンスなど芸を行うパフォーマンス審査を行います。その後、審査員のジャッジによりファイナルに進む3名が決定します。

3名はランダムでひいた紙札に書かれたお題に合わせたスピーチを即興で行うというなかなか難しそうな内容になっています。

大会の閉幕は午後9時。観戦しているサポーターやファンも緊張が続き、終わったあとは達成感のある長丁場の大会でした。

気になる優勝者は7番のともさん。準グランプリは2番の松本穂乃果さん。3位には11番の幸美さんが選ばれました。穂乃果さん、おめでとうございます。また、それぞれの特徴に見合った特別賞が贈られています。

Miss International Queen Japan 2023 受賞者一覧

 

MISS INTERNATIONAL QUEEN JAPAN 2023(グランプリ):とも
FIRST RUNNER-UP(準グランプリ):松本穂乃果
SECOND RUNNER-UP(第3位):幸美

◆特別賞
BEST EVENING GOWN(ドレスウォーキングが最も優雅で美しかった方):清中恵美
BEST SWIMSUIT(最も美しく健康的に水着を着こなしていた方):幸美
BEST PERFORMANCE(最も良いパフォーマンスを披露した方):椎名理火
MISS CONGENIALITY(最も親切で一緒にいて楽しかった方):虹色美柚
MISS POPULAR VOTE(一般投票で最も投票が多かった方):角ビアンカ
(※敬称略)

Miss International Queen Japan 2023 感想

大会全体を通しての感想としては数年前の大会よりもはるかにコンテスタントのパフォーマンス力があがっていることです。シンプルにダンスや歌の水準が高く、スタイルの良さ、美貌といった部分だけでない芸能のスキルを持つ方々が多いように感じました。

Miss International Queenに限らずミスコンというのは開催される目的があって、そこに対して求められる人物像があります。審査員には海外の方も多く、日本の可愛い文化や平身低頭、謙虚さを求める文化に馴染みが無い方もいます。どちらかというと長い髪をなびかせ女としての強さ、セクシーさを演出する。自分がいかにクイーンとしてふさわしいかといった自己アピールを行えるかが重要視されるのではないかと(過去の大会を通して)感じています。

また、日本を意識した衣装やBGMが多かったのも、出場者たちが大会の目的を踏まえた上で練り上げてきた成果と思われます。

一方で芸能的なスキルが要求されるとなると、大会はショーパブに務められている(または務めた経験のある)いわゆる、ニューハーフさんの大会になりがちです。

そんな中で準グランプリの松本さんは、介護福祉の学校に通っていることを述べられていました。メイクや容姿について華やかに盛るというよりはあくまで一般女性風のものでしたが、ドン小西さんから「モデルとして面白い」と絶賛されました。

過去にこうしたショーステージの経験の無い一般の参加者はいたのですが、パフォーマンスの面で(我々は良いと思っても)辛口の審査員からダメ出しされてしまうことが多かったのもまた事実です。そうした意味で松本穂乃果さんは水準の高いダンスパフォーマンスを見せたのが高得点につながったのではないかと思います。

ドン小西さんは「(選出について)時代が変わってきた」という点をあげLGBTQ+が社会へ少しずつ浸透してきたという時代性を考慮していました。大会を重ねるにつれてカウンターパンチのような存在感でした。

総合して言えるのは乙女塾の生徒さんにも見て欲しい大会であるということです。

それは大会に出てる出場者の美貌はもちろん高いのですが、生徒さんが気にするように身長が必ずしも160cm台であるわけでも、靴のサイズが小さいわけでも、顔の比率や長さが女性の平均サイズであるわけでもないのです。

むしろ、身長の高さを武器にしたスタイル、白い歯を見せる笑顔という表情、姿勢の良さといった女性的な自信をきちっと出せている人が選ばれている印象でした。

受賞者以外の方も多くの参加者がそうした女としての自信を体現されていました。長い時間ではありましたがみどころが多く刺激を得られる大会でした。

事実、観客席からは「来年は自分がでたい」と発言する方々が多くいました。次の大会も楽しみです。

(タイ本大会代表のアリサと、西原さつき)

コンテンスタントの皆さま、お疲れ様でした。

そして、2024大会の日本大会はもう5月1日より募集が始まっているんです!!興味のある皆様、ぜひエントリーをしてみてくださいね。

MIQ Japan 2024年大会募集要項:https://miqjapan.com/news/167/

 

 

 

 

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