下地やコントロールカラー(カラーコントロール)、フェイスパウダーなどで肌の色とは思えないような色のアイテムがあります。
緑や青、紫だったり。例えば、緑色を最初から選ぶ人は少ないと思います。「ナメック星人になってしまうんじゃないか?」とか「何に使うんだろう」と思うことでしょう。でも、塗ってもピッコロ大魔王にはなりません。
でも、実は髭を隠すのも、ニキビで真っ赤になった部分を隠すのも色の力を借りているんです。
色による効果はどんなものがあるのでしょうか?代表的な6つの色を紹介します。
ピンク
ピンク色は肌の色を少し明るく、白く見せてくれます。そのために女の子っぽくなる色と感じる方が多いようです。
代表的なアイテムはポール&ジョーのモイスチュアライジング ファンデーション プライマー S 01 ドラジェです。
昔はRMKとかもっとピンクピンクした下地も多くでていましたが、最近はピンクといってもピンクベージュ、アイボリーよりといった肌色の中でピンクぽい感じの下地が多いです。
効果が強すぎないので使いやすい!一番最初にお勧めするのもピンクです。
ただし、ピーチとか黄桃とかピンクよりの名前だけどコーラルピンク、オレンジに近いものもあるので注意です!!
イエロー
黄色は肌の赤みを少し抑えてくれます。またちょっとした茶色っぽい影やくすみを消すときにも使います。
どちらも黄色の反対色ではないのですが足して2で割ってノーマルな肌色にするイメージです。
ほおの赤みとかちょっとしたときに使えるのでとても有用なカラーです。
代表的なアイテムはIPSAのコントロールベイス イエローです。私も10年近く愛用しています。
オレンジ
髭のところでもでてきましたが、青みを抑えてくれる効果があります。髭だけじゃなくて青いクマや眉毛の剃り跡、アザ、タトゥーなどを隠すのにも使うのでとても使える色なんですね。
また、単体で使えば肌の色が健康的、活動的、フレッシュな印象になります。夏っぽいイメージですかね?
例はエレガンス モデリング カラーベースEX OR200です。
ひげを隠すのには三善のファンデーション(メンズ1)のように鮮やかなオレンジで固いものを使います。
パープル
パープルは黄色いくすみを抑えてくれます。また、肌の色がかなり白くなるので透明感がでる、といううたい文句で製品化されることが多いです。
上手く使えば透明感、メーカーによっては血色感がでるのですが、ピンクよりさらに白くなるので白くなりすぎて人間味がなくなってしまうことがあります。白浮きを防ぐために顔の一部だけに塗るやり方もあります。
例えばRMKのカラーファンデーション パープルが該当です。
私が仕事として使う時は透明感を出すのに頬にだけ塗ることが多いです。
グリーン
グリーンは赤みを抑えてくれます。赤の反対色、補色の関係にありイエローよりも抑える力が強いです。そのためにちょっとした赤みに塗ると逆に白くなってしまうこともあります。
実際にはアトピーとかニキビとか肌がかなり赤みのあるときに塗ることが多いです。または赤みのある肌を人間味をなくす白さが欲しい時に塗ります。韓国ぽい感じですかね。
例えばRMKのベーシックコントロールカラーN 03 グリーンが該当です。
韓国コスメで多いことからプチプラブランドのほうがバリエーションの多い色かもしれません。
ブルー
ブルーは透明感が出るとも言われます。パープルと同じくかなり白くなります。白くなるのですが肌の色にブルーを漫然と塗るとグレーっぽくなってしまいがちです。それでは生きた感じがありません。
元々の肌色も白い人なら良いのですが、部分的に使うとか使うには一癖ありますがハマった時はすごいです。
例は、ジバンシィのプリズム・プライマー 01 ブルーです。
まとめ
このように色によって肌の印象を変える、肌の悩みを隠すことができます。
メーカーによって強さが違うので隠す力が弱いもの、ガツッと隠すものがあります。また、ブランドによってはパープルは作らないとかそういうこだわりもあります。なので同じピンクでも自分が好むピンクを探すのは結構大変です。でも、ハマると大きな効果を見せるのがこうしたコントロールカラー(カラーコントロール)の良いところです。
(NAOが2021年にnoteで公開した「「下地やフェイスパウダーに色がついているんだけどこれって何の意味があるの?」コントロールカラーの代表色6選」ものをバージョンアップしてお届けしています)