かおりさんのファッションセンスを磨く方法はご覧になりましたでしょうか?
私から見るとかおりさんはスレンダーな体型の方でファッションに苦労しないだろうと思っていましたので、その陰に努力している姿に驚きました。
そして、私もめちゃくちゃ苦労したことを思いだしました。
私がファッションで思うことは1つ。
「みんなもっと試着をして!!」これだけです。
試着のススメ
実は、私は暇さえあればお店で試着をしています。
ユニクロやGUのようなファストファッションからエルメスやDIORのような100万円するような洋服も、気になった洋服はかたっぱしから着ます。
だって「着る」のは無料です。
だいたい、エルメスのデザイナーだったルメールはユニクロとコラボしているし、DIORのメンズデザイナーのキム・ジョーンズもGUとコラボしていました。本質を見れば恐れ多いなんてことはない…ハズ。
そういうと「パリコレって奇人変人のショーでしょ」とか「●万円もする洋服なんてとてもじゃないと買えない」「私には恐れ多い」というまさにセクシュアルマイノリティを初めて知られた時と同じような目線で見られてしまいます…。でも、パリコレの洋服からインスピレーションやオマージュがなされてミドルレンジの価格帯の洋服に反映され、それらを元にさらにプチプラのファッションの落とし込まれていきます。
なので本物を知ることはとても大切だと思っています。そうするとプチプラでも「これがこの価格帯で買えるなんて!」とかアイテムを見分ける力が付きます。
脳内でファッションコーディネートには限界がある
私の傲慢な意見をいいます。
トランスジェンダー初期から中期、女装、中性、ジェンダーフリーを目指すなど出生の性別と反対の洋服を着る場合。単純にいうとレディースの洋服を着る場合、最初は恥ずかしくてお店に行けない人がとても多いと思います。
そうすると、洋服を着る経験値がないので脳内でファッションを組み立てて家で着るということを繰り返します。
気がつけば、小学校や中学校などの同級生の女の子像に寄る傾向があります。あくまで私の勝手な意見ですが。
しかし、脳内の理想通りの洋服があるわけではありません。なんかださかったり、なんか若すぎだったり「矮小」な理想の女の子像によってしまうのでは?と考えています。
では、どう経験値を積むのか?
それは「試着」です。
体型との戦いも「試着」で解決!!
ファッションセンスを磨く以前にMtFトランスジェンダーや女装される方などの場合、体型との闘いがあります。男女差があるから「入らない!」とか「肋骨が」とか。
やっぱり、ホルターネック、パフスリーブとか難しいと感じますもん。
ですがそれで諦めると世界が広がりません。
似合わないとか避けている色とかもあります。例えば私ならオレンジやマスタードのような色です。
それもでも気にせず試着します。
失敗するために着るわけじゃないけれど、食わず嫌いをしないってことが大事です。
そして、できるだけ自撮りをして残しておきます(お店の人に許諾をとってくださいね、たいていOKをもらえます)。
後から見返したりすると、似合っていたものがそうでもなかったり、後から気になるものが登場したり。記録することでコーディネイトの積みあげができます。
こうするとバリエーションができてだんだんと自分の中のOKな範囲が広がっていきます。
まとめ
今日も私は試着をしに行きます。
注目していないお店に何かトキメキがあるかもしれません。運命の出会いがあるかもしれません。
先日もいつもおなじみの伊勢丹新宿店さんでTanaka Daisukeという素晴らしいブランドを知ることができました。
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「自分の想像を超えるモノに出会うこと」
実は私のメイクでのクリエイションのヒントにもつながっています。