「トランスジェンダー・性同一性障害 〜 みんなで語ろう、過去・現在・未来」
ご来場頂いた方々、ありがとうございました☺︎
フリップ形式でどんどん答えていく形式のトークイベントでした。
（Photo by 山岸悠太郎）
「この（LGBT関係の）活動を始めたきっかけは何ですか？」という質問。
以前、広告代理店に女性社員として勤務していた事があったのですが、実はその時に今の活動のイメージを膨らませていました。
「自分に嘘をつきたくない」という理由で性別を変えたのに、今度は生まれながらの女性として偽って生きていく事に、なんだか気分がスッキリしなくなっていって
「あれ？結局なにかまた偽って生きなきゃいけないんだ」という、閉塞感みたいなものを感じてしまい、せっかく手に入れた職だったのですが、辞することにしました。
ちょうど、四年ほど前です。
「LGBTの中にトランスジェンダーを含めるのは、アリかナシか」という質問もありました。
（けっこう攻めてる質問）
私個人としては、一緒にまとめて考えられる現状に特に不満はないのですが、やっぱりトランスは少しカテゴリーとしても特殊というか、ちょっと違うかな？と感じている正直な意見を出させてもらいました。
みんなは、どうのかな。
性同一性障害特例法が制定されてから、約15年ほど経つそうです。
その時、私は15歳の高校生だったのですが、時代の変化でしょうか。
今は色んな背景も変化してきて、そろそろこの法案も見直すタイミングなのかもしれないなぁと、今日は改めて感じました。
特に「戸籍変更に性別適合手術が必要かどうか」が論点でした。
先進国で、戸籍変更に手術が必要な国は日本だけだそうです。
私は手術を受けた当事者ですが、どうなんでしょう。
色んな意見があると思います。
トランスジェンダーの歴史を作られてきた方々と、こういった形で交流できて、本当に良かったです。
「次世代を担う若者へ一言」というコーナーで、三橋順子さんがおっしゃっていた
「とにかく、諦めるな」という言葉が、頭の中にすっと入ってきました。
先輩方の活躍のおかげで、今の私達があるんだなと、改めて感じました。ありがとうございます。
これからは、私達自身で新しい時代を作っていくんでしょうね。
不安もあるのですが、でも昔に比べてどんどん良い社会になってきている気がします。
さて、そんな素敵なイベントでしたが
明日からは「東京レインボープライド」始まります！
私は資生堂ブースにて15時からメイクアップショーに出演しますので、見かけたら声かけて下さいね
