ボイスレッスンを受けている生徒さんも長い人だと約半年ほどトレーニングを受けていることになるかと思います。
だいたい月に1度当塾でトレーニングを行ない、その内容の録音を必ずお願いしております。その際、 レッスン後半にて西原さつきの方から「個人に合わせたトレーニングプラン」のお渡しをしております。
英語びより
具体的には、指を3本鼻に当てた「鼻濁音(びだくおん)」のトレーニングです(空気と音を鼻から抜くように行なう発声方法です) 。レッスン方法は「鼻の付け根の、少し下辺りを指で抑えるように」とお伝えしています。
鼻濁音は昔の日本で使われていた発声方法で、現代社会では5人に1人しか使っていないというデータがでております。東北、近畿で主に使われておりますが、例えば京美人のあの言葉の柔らかさを支えるのもまた鼻濁音が一役買っています。
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こちらのトレーニングを、生徒様個々に合わせた音階でのピアノ演奏を録音してもらっているので、同じ高さでの発声を自宅で「5分〜10分程度」を「2セット以上」、「(なるべ く)毎日反復して」行なって下さい。
ボイストレーニングというのは喉の筋肉をトレーニングすることです。つまり、筋トレと同じくトレーニングを怠ると、せっかく鍛えた喉が元に戻ってしまう場合が多いので、なるべく継続したトレーニングをお願いしております。