資生堂、トランスジェンダー女性向けメイク講座を開催

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資生堂さんが、Rainbow Tokyo 北区と協力してトランスジェンダー女性向けのメイクレッスン講座を開催するというので行ってきました。

概要はこちらから

乙女塾へも事前に情報を共有いただいており、トランスジェンダー女性のメイクでの悩みを共有させていただきました。その縁もあり取材という形でありますが、私も取材をしながらメイクも楽しもうと遊びに行かせていただきました。

当日は残念ながら梅雨らしい雨模様。じめじめとした気候とは裏腹に会場は明るく資生堂さんのビューティースタッフチームが迎えてくださりました。

当事者20名がメイクレッスンに集まりました。先着順ということでかなりの人気だったのではないでしょうか?

集まった当事者は、まだまだ普通の男性の状態で秘密裏に性別移行を進めている方や、もう性別移行を終えている方まで進行度はバラバラです。ですので、アウティングについては特別気を付けてくださっていて、撮影NG、映り込みならOK、撮影OKと3段階に分かれて席がご用意されていました。

内容は、メイクの中から人気の単元をピックアップ。パーソナルカラー、スキンケア、アイブロウ(眉毛)…と進み、最後に自由に化粧をして楽しむ時間が用意されていました。

もちろん、資生堂ブランドからマキアージュやパーフェクトカバーだけでなくクレ・ド・ポーのように高級ラインのアイテムも使い放題。これは胸が高鳴ります。

2時間程度の時間があっという間に過ぎていきました。

特に驚いたのがタブレットを利用したパーソナルカラーの測定です。2024年現在、アプリでパーソナルカラーの測定をする機械はあるものの正直言うと精度が今一つなものも多くありません。ところが、これは精度が高い!!私自身もきちんと判定をあてていただき、デジタル分野でのビューティーの進歩も著しいものだとわかりました。

判定したパーソナルカラーを元にイエローベース、ブルーベース向けのメイク用品が置いてあり、自分の似合うを知ることができます。

メイク内容は、メイクの標準となる基本となる入れ方に忠実で、理論的なもの。トレンドに左右されずタイムレスに使えるので、覚えておくと役に立つ一生モノだと思いました。

こうした取り組みはコロナ禍ではなかなか行われず、資生堂さんが再びLGBTQ+フレンドリーな動きを見せてくれたことに大いなる感謝をしたいと思いました。

そして、お土産付きで帰ってから良い思い出とともに振り返れるホスピタリティ、これぞ資生堂クオリティですね。

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