先日、日本アカデミー賞が発表されましたね。『君の名は。』が最優秀賞を逃したことは大きなニュースになりました。
乙女塾講師陣、生徒さんの間でも昨年はアニメーション映画の話題が良くでました。代表のさつきも『君の名は。』に大きな感銘を受けたといいます。
『君の名は。』には“トランス要素”が含まれています。子供のころに男性が女性になったり、女装したりする漫画、アニメを読んでいたというトランスの方々は多いようです。
良く影響を受けた漫画で名前があがるのが「ストップ!!ひばりくん!」「らんま1/2」のような作品です。若い人の間では、「かしまし」「少女少年」「放浪息子」「ぼくらのへんたい」も人気があるようです。
TS、TSF、男の娘と呼ばれるジャンルは今では一大ジャンルになり、「チェンジH」のようなオムニバスが出るほどにもなりました。昔はそのようなものはなく数ある漫画の中から「該当作」を探すというのが普通でした。
しかも、女装(TV、CD)と女性化(TS、TSF)で作品が分かれ、TSFの中でも憑依、入れ替わり、手術、魔法など女性になる方法は千差万別…自分好みの画風、シナリオの“バイブル”を見つけた時の喜びを今でも覚えています。
昔、外国人に「ひみつの悪魔ちゃん」が好きだ。こんな感じにしてくれ、とメイクを依頼されたことがあります。
漫画を読んでこの世界に入ったという人は、日本人だけではないようです。