以前、ファッションの記事で体型を隠す服について取り上げました
体型は努力次第である程度パス度をあげることができますが、どうにもならないのが靴のサイズです
女子の洋服は人口の80%をカバーすればよいという考えで、大きなサイズ、小さなサイズは省かれがちです。靴でいえば22cmから24.5cmくらいまでしかないのが普通です
通常、業界の97%(僕調べ)は靴のサイズは25cm以上の方々です。つまり、“ふつうに売られている靴”のほとんどは対象外となります
ところが、“大きな靴の専門店”で合えばいいのですが、さらに以下の問題が出ることが多いです
バリエーションに乏しい
若い子向けではない(可愛くない)
縦はいいが横が…
お値段が…
そう、どうしても種類が少ないですし、どちらかというと実用性に重きを置いているわけです。また、靴は縦だけでなく“ワイズ”と呼ばれる横のサイズもありますつまり、縦をそろえたら今度は横が余ったとか、横に合わせたら縦が余ったとか、複雑な問題があります
ところで、そもそも男性が女性の靴を履くときに男性の時と同じサイズでいいのでしょうか
答えはNOです
そこで、おススメしているのが3つです
足のサイズ本当に知っている?
僕がやったのがAsicsなど足のスキャニングをしてくれるお店で自分の足のサイズを測ってもらうことです。(足のサイズは朝、夜で少しサイズが違うので半年に1回測るとかするとなおよいです)
自分の素足のサイズとワイズ、さらに、どのようなサイズが合うかを教えてくれます。シューフィッターなどがいるお店でもよいと思います。
メーカーのサイズを知る
次に覚えたのがメーカー、ブランドごとに自分がどのサイズが適切なのかです。
例えば僕はA社なら25cm、B社なら24cmとか自分で30ぐらいのブランドのサイズを把握しています。
靴型によるサイズの大小を知る
スリッポンとブーツのような靴型の違い、メーカーの違いなどによって差がでます。
僕でいえばスリッポンは25.5cm、ポインテッドトゥ(先がとがっている靴)は24.5cmのほうが良いとか靴ごとに違いを覚えています
女性ものでいえばパンプス、スリッポンのような靴は脱げやすいと非常に歩きにくいです。そこで、後ろがかぽかぽしないぴったりサイズを選ぶ必要があります。履いていると足にあってきてゆるくなってくるので買った時は少しきついくらいでもぴったりになります。
反面、靴下や厚手のタイツをはきたいブーツなどでは男性時と同じような少しゆとりをもったサイジングが良いです。パンプスでも中敷きやクッションを入れたいからサイズをあげて買う場合もあります
また、ストッキングをはくと素足に比べて摩擦が減るからか素足よりも0.5cmほど小さいサイズが良い場合もあります
んー、奥が深いですね
このように自分にあった靴のサイズをコントロールすることは実は非常に重要です。
おしゃれは足元から
といいますが、それ以前に何時間も女性物の靴を履きこなせなければフルタイムなどできないからです。
代表のさつきさんはどうでしょうか?
話を聞いてみると最初はユニセックスでいけるコンバースなどのスニーカーにカジュアルファッションを合わせていたということです。慣れてきたらニッセンなどの通販を使って購入したが、それでもサイズが合わず半分ぐらいは使えなかったといいます。今は、タイなど海外へ仕事で出かけた際にまとめて購入することが多いのだとか。
タイで買うというのは特別かもしれませんが、海外の通販を利用して大きな靴を買うというのは有用な手ですね。
次回は、実際にどうやって大きくて可愛い靴を手に入れるのか、実践編をお届けします。