乙女塾のLIEが求めるのは「女性らしさ」ではなくて「自分らしさ」

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    Shun

乙女塾というと、プロデューサーの西原さつきが可愛い格好や学生服を着用していることから「乙女塾=可愛い」といった印象を抱く人が多いようです。トランスジェンダーの多くは「可愛い」が好きで、特に移行初期はそれが女の子らしさと感じるかもしれません。

しかし実は、メンバーのテイストはバラバラで、それが乙女塾の良いところ。そこでメンバーの色んなテイストをご紹介していきますね。

今回はデザインやイラストでもおなじみのLIE(リエ)です!

LIE

テイスト:自分らしく、自由に、謙虚に

乙女塾メンバーの中では一番西原さつきの「可愛い」に近いのがLIEです。ただし、学生服というよりはリアルクローズ(日常に使いやすい洋服)寄りです。

そんな彼女は、どのような女性像を体現しようとしているのでしょうか?

LIE曰く「私にとって女性は“永遠の憧れ”」とのこと。

永遠の憧れってどういうこと?と聞いてみたところ「自分はきっと完全な女性になることはできなくて、けれどその想いは“永遠”に捨てきれなくて、きっと死ぬまで憧れ続ける…例えるなら“神様”のような存在です。自分は神様になることはできないとわかっているけれど、それでも魅了されるし求めてしまう存在。私にとって女性は神様のような存在なんです」と女性に対する表現をしてくれました。

LIEと言えば、乙女塾のデザインや交流会でのライブペイント、自身の作品『世界によろしく。』などクリエイティブな仕事をしています。

そうした仕事が自分のテイストに影響を与えたりしないのでしょうか?

LIEは「仕事が自分に影響を与えることは少ないですね。逆に自分が軸になって夢や目標のために仕事や生活に影響を与えていることは多々あります…(笑)」 「本物の神様(女性)にはなれないとわかっているから、それなら神様ではなく自分を生きよう。“自分らしく生きたい”だから仕事も生活もそれに合わせる!そんな感じです」と意外な回答を教えてくれました。

驚いていると「ただ…私の表現する物や生活そのものは第三者から見ると“女性らしい”と捉えられることが多いです。そういった意味でも、やはり神様(女性)には憧れていて、私の“自分らしさ”の根底には“女性らしくありたい”という自分がいるんだろうなと思います」と教えてくれました。

LIEという表現は自分らしさを表現した結果。ジェンダーという概念で語るよりはもっと大きな話のように見えます。

これまで抽象的な内容が多かったのですが、では、LIEのようなテイストを表現するには何を意識すればいいのでしょうか?具体的なことを突っ込んでみました。

ファッションやメイクで意識していることは「何事も土台がしっかりしていなければ…と思うので日々の健康維持やスキンケアなど地固めを一番大切にしています」とのことでスキンケアや健康を重視しているそうです。

好きな人は?と最後に聞いてみると「“自分勝手に”ではなく“自分らしく”を生きている人」とのこと。

6月からLIEによるイラストクラスが始まります。詳しくは下記をご覧ください!

是非、LIEの世界に一度触れてみてください。宜しくお願い致します。

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