洋服は身長があってもダイエット次第でサイズがなんとかなっても、靴だけはどうしようもない。
スニーカーブームだからか、今ってトランスをしても昔履いていた靴をそのまま使っている人多いんです。
そもそも、レディースの靴はそもそも22.5~24.5cm相当の展開が多く、がんばっているブランドでも25cmぐらいまで。25.5cm以上の大きな靴を探すことが大きなハードルだったんです!そこで昔は大きな靴専門店に行く、サイズ展開の多い海外ブランドの靴を選ぶという人も多かったんですね。ところが、大きな靴専門店は若い子向けで可愛い靴が多くなく、海外ブランドは「価格が高い、ヒールが細くて高い、敷居が高い」と3高でして…。
しかーーし、今は25cmは当たり前。25.5cm以上を展開する靴ブランドも増えて、選択肢はとっても幅広くなりました。例えばDIANAでも25.5cm、銀座かねまつでも26cmなんて商品を見ます。
でも定番のブランドだと1~3万円台中心とまだまだ高い・・・。そこでオシャレで安いけどたまにはレディースらしい靴が履きたいという人に1万円以下で買える靴ブランドを紹介します。
チャールズ&キース 41まであって1万円以下
靴って値段がわかりやすいというかどうしても価格が落ちるとチープさが目立つのですが、チャールズ&キース(CHARLES & KEITH)は値段としては10,000円以内でありながらそれを感じさせないデザイン性にエレガントさ、シャープさを残しているように思えます。
しかもものによってはサイズが41まであります。41はメーカーは日本サイズで26cmと言っていますが、普段24.5-25cmの私が38~39なので41は26.5-27cmぐらいまでの人がはけるんじゃないかと思います。
こちらはサイズ40までですが、レディースライクなレースで華奢なヒールのパンプスも6,500円。ジミー〇ュウが5,6年前に流行らせて石原さとみさんもドラマで着用したレースパンプスに似ている。でも、あれは10万円しますからね、僅か5%程度の値段で変えちゃうとは脅威でしかない。
オリエンタルトラフィック 永遠の定番
大きなサイズがあって低価格のブランドとして最初にブレイクしたのはオリエンタルトラフィック(ORiental TRaffic)だと思います。21.5-26.5cm(SS-3L)の設定でサイズの幅が広いからです。
横幅も広いので、サイズが大きいだけでなくワイズが幅広の人にもお勧めできます。テイストとしては全般あるのですが、ワイズが広くなるとエレガントな感じは出しずらい傾向にあるのでカジュアルがもっとも得意でしょうか。
https://ec.wa-jp.com/category/BOOTS/11410.htmlより
太いヒールやストラップなど履きやすいものが多いのでヒールに慣れないうちの味方でもあります。今年流行りのサイドゴアブーツも3Lまであって、ブーツで6,800円と良心的設定。
下北沢や原宿、新宿と乙女塾のレッスン帰りにいける距離に店舗が多いのも魅力です。よくセールもやってますよ。
ヴェリココ 幅の種類もあるサイズ展開の王
丸井のオリジナルブランドでジェンダーフリーハウスなどでも紹介されていたのがヴェリココ(VELIKOKO)です。
サイズの幅展開が広く横幅もありワイズが広い方にも対応というのはオリエンタルトラフィックと変わらないのですがよりサイズ展開が広く19.5~27cmとさらに大きなサイズ、小さなサイズがあります。また、ワイズが2種類でミドル幅、ワイド幅に別れている靴も増えています。これは珍しい。
またインソールがクッション構造だったり歩きやすさに対するこだわりもあります。どちらかというとOL向けでビジネスシーンに使えそうな靴が多いのも特徴。
https://voi.0101.co.jp/voi/wsg/wrt-5_mcd-LS312_cpg-241_pno-01_ino-01.html?intid=shop_rank_velikokoより
ただし、同じヴェリココでもデザインがキレイ目な物はサイズ感が0.5サイズほど小さめなフィット感で自分が持っているイエローのパンプスでもそう感じました。これは丸井の店員さんからもそうアドバイスをいただきました。
ヒールも3-5cm程度のローヒールものが多く、1足目のヒール靴としてもオススメです。
GU
近年、靴業界を震撼させたのがGUの靴の力の入れようだと思います。とにかくほとんどが1000、2000円台で買えて安い、安すぎる。もちろん靴としての作りや素材は高いブランドには勝てません。それでもこの価格でデザインのトレンド感をきちんと押さえて色展開が豊富なのはちょっとありえない凄さです。
スニーカーならS~XL(25cm)までの5サイズ展開、パンプスなら25.5cmまでサイズ面でもしっかりとフォロー。
もちろん、去年から爆流行り中のスクエアトゥのホワイトのブーツも3,000円以下。
https://www.gu-global.com/jp/ja/products/E335509-000/00?colorDisplayCode=01より
もし私が今学生だったなら間違いなくGUで靴を買うのがファーストステップだったと思います。
夢展望
最初は安くてスウィーティな甘めの洋服が豊富なメーカーでしたが、だんだんと社内ブランドが増えていき今では甘いだけでなくトレンド系、セクシー系、アメカジ系まで抑えています。
西原さつきが洋服をよく着ておりましたがのでご存じの方も多いと思います。元からトランスジェンダーや女装される方からも人気だったのがサイズ展開の豊富さ。
シューズでもその流れを引き継ぎ、キレイ目のパンプスでは25~25.5cm、得意のロリータ靴では26~26.5cm等サイズ展開は他ブランドに全く負けていません。
デザインではひと手間加えていながらGUを少し上回る3、4,000円台までに抑えており、5,000円でおつりがくるのも素晴らしい。
以上、安くておしゃれで大きな靴のサイズがあるブランド紹介でした。実は昨今はレディースでも大きなサイズ専門でうたうブランドも登場しています。今度はそちらも紹介しますね。