「個性のススメ」

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    乙女塾

こんにちは、「いつも変な恰好をしている」と言われるNAOです(笑)。嬉しいことに最近「私のようなファッションに目覚めました」と言ってくる方々がいます。

「修羅の道へようこそ(笑)」

「ギャル?」「モード系?」とか質問をされますが、難しい言葉を抜きに一言でいえば「個性的なヘアメイク・ファッション」です。

私は毎日レディースもメンズもごちゃ混ぜに着ています。流行りを(頭に入れつつも)無視する日も少なくありません。そうなると、街中で性別という枠組みを除いてもマイノリティな存在になります。パス度とか埋没とかそういった尺度からは逸脱してしまいます。ずばり、積極的にはおススメしません。

それでも、たまに同好の士がメイクレッスンにも来てくださるので、私なりに何を意識しているかを紹介します。

自分の予想を超えるものを買う

私が新しいものを買う時に心がけていることは自分の予想を超えるアイテムこそ積極的に買うということです。

ヘアメイクやファッションに詳しくなると、何となくのバリエーションや、この時にはこうだろうみたいな理論が自分の中で構築されてくると思います。

例えば淡いベージュのアイシャドウにピンクベージュのリップ、シフォンブラウスならOLっぽいなとか、黒いぱっつんヘアに赤リップ、黒で統一された服装ならモード系だろうみたいな。

その時にもう1つ(できれば2つ)プラスアルファの要素、「自分の予想を超えてきたアイテム」を買おうというのが私の考えです。

長い化粧品オタク人生で覚えているアイシャドウの1つがCHICCAのフローレスグロウ リッドテクスチャーアイシャドウ fotget me notです。「青いアイシャドウ」を使ってみたい。でも予想だにしない青が欲しいと思ったときに出会ったもので、くすんだ深い青、だけどうすづきで使いやすい、宝石のようなカラーがとても好きでした。

今ではブランドがなくなってしまいましたが、大切に保管してあります。

もちろん、この考え方は洋服でも同じです。デニムの中でもダメージデニムが欲しいとなった時に、ダメージ具合が普通ならば出来が良くても買わないんです。そのダメージの部分に何かアレンジが入っているか?予想もしないダメージ具合であるか?とかです。

実物を見る

例えば、洋服ってプチプラでも高価なものでも、モデルや背景が綺麗で添えられているバッグや靴が高価なら、宣材写真上ではそう変わり映えしません。

でも、実物を見るとやはり違います。

例えば、上記画像で着用しえいる(黒いニットの下の)シアートップスは実は模様が描かれているだけでなくラメ糸が入っていて角度により光り方が変わります。そういう感覚って多分実物を見てはじめて驚いて、発見があって…というものだと思っています。

私は首が短いのでタートルネックやハイネックは得意ではありません。

そう、革新的な素晴らしいものだと思っても似合わないものはたくさんあります。それでも、そういったものを着こなしてやろう、何とかものにしてメイクしてやろうと考えることが自分の殻をやぶる秘訣だと思っています。

お風呂に入る前は自分の殻をやぶるメイクの練習タイムにぴったりです。たまにとんでもないモノが生まれますが、すぐ落とすんだから心配しないでください。

試して、バリエーションを広げる

なので、私はめちゃくちゃ試します。

コスメだったらとにかくテスターを塗る。

洋服だったらサイズ感や生地感、メイクなら発色や質感って新しいブランドを試す時に不安になりませんか?同じMサイズでも大きかったり小さかったり。

そうなると同じメーカーや自分が安心する枠組みでの組み立てになってバリエーションが減ってしまいます。そうすると飽きてくるんですよね(飽き性?)

どんどん試して新しい発見があって、やらなかったテイストにチャレンジすることを大事にしています。

ここ数年の暑い時期はY2Kや韓国ぽいデニムスタイルや、ストリートファッションぽい恰好をよくしていますが、実はストリートファッションって昔は苦手でした。 あれは陽キャやラッパー、スケボーとかが好きな人がやるものだという固定観念があって(笑)。でも着てみるとめちゃくちゃ楽。ゆるっとしたシルエットで動きやすい。

アレンジする

最後のコツはアレンジする!です。

このコーディネートは実はゴムやピンを使って洋服のシルエットを似合うように変えています。

メイクでいうと2つ以上のアイテムを持ってきて混ぜてオリジナルの色を作ることをよくします。

メイクレッスンでも「混ぜるんですか?」とよく聞かれるのですが、例えばファンデーションで全部で6種類しかなかったらその6つに自分の肌に合うドンピシャのカラーはなかなかありません。

混ぜてOK。アイテムに自分を合わせるのではなくて、自分が使いやすいようにアイテムを変えてあげるんです。

まとめ

意外と長文になってしまいましたが、個性のススメいかがだったでしょうか?

今の自分のメイクやファッションが「飽きてきたな」、「髪型いつも同じだな」と思う方、ぜひ意識して自分の殻を破ってみてください。「個性」とかそこまで意識しなくても、少しだけ新しい自分が見つけられると思います。

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