はじめてレディース服を買おうとすると、メンズ服にはない独特のルールがあることがわかります。
今回は、初心者が陥りがちなアパレル業界独特の罠を紹介きさます。
サイズがS、Mしかない
こちらはルミネや丸井のような百貨店に入っているブランドで特に多いです。最大サイズはMで、2サイズしかないということがよくあります。
Lサイズ以上があるのはユニクロなどの一部メーカーに限られます。比較的カジュアルなメーカーはサイズ展開があり、フェミニンなブランドはサイズ展開が少ないです。『美人百花』系が好きな人は注意です。
フリーサイズにご用心
フリーサイズは誰でも着られますよ、というわけではなく平均値のサイズ1展開になります。
ゆるっとしたアイテムならば体型問わず着られますが、そうでなければ厳しい戦いが待ち受けています。
表記ウェストには夢が詰まっている
ユニクロなどでサイズ表記とは別にウェスト〇〇cmと表記されることがあります。とりわけデニムパンツに多い表記方法です。
ところが、履いてみると意外と入ったり。何故?という気持ちになった方もいるでしょう。
ユニクロは親切です。表記ウェストとは別にヌード寸法という実際のウェストが書いてあります。中には10cmぐらい表記サイズとずれがある場合もあります。
グラビアアイドルのウェストがみんな55cmなのと同じで、ウェストサイズは得てして盛られて(小さめに書かれて)います。
これは朗報と言えるのではないでしょうか?
色展開が豊富
メンズの服装では、ハイブランドからファストファッションまで黒がメインで一番売れているカラーであることが多いです。
ついでネイビー、ホワイト、グレーといった流れでしょうか。クールトーンで色味は比較的押さえられています。
レディースの場合はピンク、ベージュをはじめとにかくカラフルで色展開が豊富です。
メイクやネイルにしてもレディースは色を楽しむ、まとうことがかなりメインに添えられています。
中には2色、3色と同じアイテムを購入するイロチ買いも。
メンズファッションでは着なかったカラーに挑戦してみましょう!
靴は横幅に注意
靴で気をつけたいのがワイズと呼ばれる横幅のサイズです。アルファベットで表記され、A,B,C,D,Eの順で大きくなり、Eから先は2E、3E、4Eと増えていきます。
一般的にアジア人、男性は幅が広いと言われています。
一般的な革靴の横幅はワイズがDやEあたりで作られています。何故かというと外国人は幅が狭く、海外発祥のパンプスとかは横幅がシャープな方がデザイン的に美しくエレガントなんですね。横幅があると、小学校の上履きみたいになってしまうのです。
ワイズが3E以上ある場合にはサイズ選びが難しくなります。自分の靴のサイズよりも大きいものを選ぶといった対応が強いられるからです。
昔は大きな靴の専門店しか選択肢がありませんでしたが、今は丸井やオリエンタルトラフィックをはじめ、選択肢が増えました。
中小メーカーでも靴のサイズに悩む方への取り組みがかなり見られているからです。