「純女」という言葉をご存じでしょうか?生まれながら女性という意味で「じゅんめ」と呼びます。みなさんは自分のジェンダーについてカミングアウトしてる純女の友達っていますか?
やっぱり女の子になりたいなら、女の子に聞くのが手っ取り早いです。それにとてもためになります。ただ、人によってはマウントしてくる子もいるので注意も必要です。そんな純女の友達について考えてみましょう。
一番良い友達として考えられるのは、学生時代からの友達。すなわち自分の男子時代を知っている付き合い長い友達です。その他には、職場や学校で、この子なら話しても大丈夫とカミングアウトできてる友達です。
純女の友達には、大きくわけて2つのパターンがいます。どっちの友達もいたほうがいいです。
甘やかしてくれる友達
わたしはシェアハウスにすんでるんですが、ほぼ毎日のように夕食をともにするシェアメイトがいます。
入居条件がカミングアウトだったので、みんな当たり前のようにわたしが元男子だってことは知っています。ご飯を食べる場所はプライベートスペースなので、室内着でかつノーメイクで参加して「今日、このカッコだと男子だよね」とかつぶやいても「なにいってんの、女子にしかみえないわよ」と褒めてくれます。
やっぱりこう言われちゃうと、ウキウキすします。褒められて育つ子っていっぱいいるので、褒められる場所にいることはとても大切です。
細かいところに厳しい友達
一方、学生時代から30年来の親友は、そんな甘やかした言葉をかけてくれません。
「こないだご飯たべたときの髪型、そのままだと女装さんにしか見えないから。ちゃんと髪の毛巻いてくるなら、しっかり巻いてきなさい。」この調子です。チークが濃い、ファンデが暗いという指摘を毎回……。その度にチークやファンデを買い換えて合格をもらうまで試行錯誤が続きます。
芸能界に近いところで長年デザイナーをやってきた彼女には、その人のジェンダーが分かっちゃうらしく、わたしは合否すれすれのところで努力が足りないそうです。
まとめ
女の子どおしの付き合いというのも、男の子のようにサバサバしてなくって、大変なところもありますが、基本的に共感して助け合おうという精神があって居心地のいいものです。べつに大人数で集まって女子会しなくても、親友と二人、LINEで長電話してもいいのです。そういう心をひらいて女子として認めてくれる女子友達がいると、より女性になれるのではないかって思いますよ。