ちょうど術後一週間が経ちました。
いつもたくさんのコメントありがとうございます。
皆さんに誤解をさせてしまっているかもしれませんのでご説明いたします。
病院を退院しましたがその後日本へ帰国では無く、ここからはホテルでの生活になるのです。
手術を行った病院からは車で10分程の位置にあり
今後、経過を診てもらう病院からは200メートルほどの近い距離。
建物自体は新しくは無いけれど、中は綺麗でスタッフさんの対応も良い感じ。
少し話を戻して昨日の流れだけれど、朝6時に病室にて起床。
そのあと色々な検査をした後に、朝8時にお医者さんが病室に到着。
膣内のパッキン(術後から入っていた詰め物)と、おしっこの管の除去作業。
医者が「大丈夫、心配要らない。少し痛いだけだから」と微笑む。
医者の言う「少し痛い」は患者にとっては「結構痛い」のです。
無事にパッキンとおしっこ管の除去が終わると、今度は初ダイレーション。
ダイレーションとは、作った膣が塞がらないようにアクリル製の擬似ペニスで行う拡張作業。
これが痛い痛い。
まじ、痛いから。
今回は初めてのダイレということで、医者が見本を見せてくれる。
「はい、いくよー」って感じで、ダイレーター(アクリル製の擬似ペニス)をグイグイ突っ込む。
「痛い!痛い!バカ!バカ!」って日本語で思わず言ってしまった。意味分かってないことを願う。
どんな痛みかというと、大腸のあたりに鋭利な刃物が刺さったような痛み。
これに近い。
医者曰く「このくらい痛く突っ込まないと、塞がってしまうから」とのこと。
言ってる意味は分かるけど、痛いんだよ。
膣の最深部(私の場合は約17センチ)まで到達したら、その状態をバンドで固定して30分キープ。
痛みは次第に慣れてくる、今度は鈍痛が膣内を攻める。
30分たったら、シャワーを浴びて、患部の消毒を行い、少し休憩。
今度はおしっこの練習。
他の方の体験記だと、おしっこの仕方が分からないと聞くが
私の場合は結構簡単に出来た。
ただ、故障したシャワーのようにあちこちに飛び散る。
大丈夫なのだろうか。
そのあと退院準備。
長くなりそうなので、次の日記に詳しく書きます。
(この記事は2013年に西原さつきが公開したSRSの記録を2022年バージョンとして加筆修正を加え再掲載しております)