「女子的生活」ご視聴ありがとうございました!

  • 西原 さつき
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    乙女塾

無事に最終回を迎えて、胸いっぱいの気持ちです。

今回ドラマのお仕事を頂いてから、本当にたくさんのことを経験させて頂いて、何から書いて良いか分からないのですが、少しずつ言葉にしていこうと思います。

初めてお話を頂いたのが去年の秋頃でした。
トランスジェンダーを題材にした原作をドラマ化したいという思いを聞き、当時は色んなことを試行錯誤をしていた気がします。

ドラマの現場というものが初めてだったので、正直不安も大きくて「トランスジェンダー指導」というものが具体的に何をどうすれば良いのか何度も何度も考えて、でもとりあえず自分の持っている全てをぶつけてみようと思いました。

主人公のみきちゃんのことを「やっぱり何か男っぽいね」とは、絶対に言わせたくなかった。

彼女には、私の持っているあらゆる術を渡しています。

台本を読んだ時に、これはもしかすると見てくれた人の人生を変えてしまう作品になるかもしれないと感じました。
制作のスタッフさん達と何度も、台詞の一字一句まで細かくチェックをし、誰かを傷つけてしまったりすることがないように、毎日話し合っていました。

実は制作の初めの段階から主人公の親友のトランスジェンダー「ともちゃん」の話を頂いていていました。

ただ演技の経験が無かったので、その場ですぐには答えが出せず、台本と原作をいったん自宅でもう一度読み直すことにしました。

インタビューでもそう答えているのですが、台本ではサラっと書かれているたった1つの台詞が、当事者の私にはとても意味の深いものに思えてきて、自分が演じてみたいなと強く思いました。

トランスジェンダーの役というものは、きっとまだ作品として取り扱うものが多くはなく、自分が演じる事に意味を持たせれば、それは役としても作品としてもより深いものになるのではないかと感じていました。

表面的な部分だけでは無く、人の本質に迫る内容のドラマです。だからこそ、中途半端が一番いけないと思い、あらゆる面を徹底しました。

慣れない環境というのもあり、きっと色んな方にご迷惑をかけたと思うのですが、本当に本当に優しくて暖かいスタッフさん達に支えられて、それに何度も助けられました。

数ヶ月の間、ほぼ毎日のように顔を合わせるスタッフさんやキャストの皆さんが、だんだんと家族みたいに思えてくる瞬間というのがありました。
でもクランクアップの日は刻々と近づいてくるわけで。

アップの瞬間は、あれは何ていう感覚なんだろう。
寂しさとか、達成感とか、そういうのが入り混じった独特の感覚。
高校生の頃の文化祭とかが、もしかしたら近い感覚かもしれません。
そういえば私、その頃から夢中で1つのことを追いかけるタイプでした。

指導を進めていく上で大切にしていた気持ちというものがあって、それは制作の方がおっしゃっていた「生まれた時に男性として生まれた方が、本気で努力をして女性になった姿を撮りたい」という想いでした。

その気持ちさえブレなければ、全員が同じゴールに向かって走れるはずだと、信じていました。

たくさんのことを考えさせられて、色んなことを学んだ現場でした。
きっと、また1つ成長できたと思います。
撮影が終わってから気が付いた事があって。
私、よく笑うようになりました。

もともと人見知りで(今もですが)、あんまり感情を表に出すタイプじゃなかったんです。
でも最近は、いつも笑っています。

それと、コンプレックスだった部分も今回映像で思い切って出してみました。
そしたら、なんかその辺りから色々と吹っ切れてきて。

今はとっても頭がスッキリしていて、色んなことが気持ち良いです。

あ、けっこう会う人に「ともちゃーん!」って呼んでもらえます。
ちょっと恥ずかしいのですが、嬉しいです。笑

ドラマの台詞でもありますが、やっぱり「女子を楽しまなくちゃ」と思います!

生まれた時の性別とか関係なく、みんなが女の子を楽しんで欲しいな。

好きなものを好き!って、堂々と言える世の中になれば良いと思います。
私も、キレイで可愛いものが好き!笑

可愛くて、強い、そんな女の子が好きです。

「あ…このお仕事が終わったら、次は何をしようかな」と、クランクアップの日にふと考えました。
いやそれもっと早く気が付けよ!って思うのですが、1つのことに集中すると他ごとが考えられなくなるのが私の悪い癖かもしれません…。

今も続けているお仕事は、もちろんこれからもずっとやらせて頂くのですが、せっかく年も変わって2018年。

新しく、何に挑戦しようかと考えたのですが。
今年はもっと、演技の勉強をしようと思います。
撮影に入る前、演出の方も含め、長年お芝居を作られてきた方や、色んな方からお話を聞いたり、制作過程や役の気持ちの作り方を学ぶ1ヶ月間を与えてもらいました。

今回挑戦させて頂いて、その中で色んな課題が自分の中で見えてきて、楽しかったり悔しかったり。
撮影期間中も一喜一憂していたのですが、また何度でも挑戦すれば良いんだなって。

長い長い人生の中で、チャレンジしたいものに出会えるって、それって幸せなことだと思うんです。

もう一度、一緒にお仕事をすると約束した人がいます。
今年は1から演技を勉強して、いつかの、その日までに実力をつけておきます。

今回ドラマのお仕事に関わらせて頂いて、指導者としても役者としても、本当に学びの大きい現場でした。
1人の人間として、強くなれていたら嬉しいです。

今年は、今までで一番良い年にするぞ!

支えてくださったスタッフの皆さん、キャストの皆さん、それからドラマをご覧下さった全ての方々

本当に、ありがとうございました!!

遅くなりましたが、今年もよろしくお願い致します☺︎

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