「タイが入国制限を発表」という記事を先日報道いたしました。
その後、タイは22日0時からさらにルールを変えて22日からタイ国籍以外の人は、一律に以下のようになりました。
- 新型コロナウィルス感染症(COVID-19)につき感染している恐れがない旨を示す健康証明書を確認する。健康証明書は,出発日の72時間以内に発行されていなければならない。
- 新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の医療費につき,10万米ドル相当以上の額を補償することが分かる保険証券を確認する。
後者の医療保険は医療保険の補償額なので10万米ドル(1100万円)の補償はふつうにある話ですからあまり問題ではありません。やはり、コロナウィルス検査の証明書を出発日の72時間以内に発行というところで日本ではそれは不可能に近いため事実上渡航禁止となりました。
実はタイでのコロナウィルスの状況をSRSアテンドで有名なアクアビューティのスタッフりえさんに調べてもらっていました。
(※アクアビューティでは、制限が解除されるまで3月21日以降にタイに行ってのSRSは、病院関係なく全て延期となっています。記事は渡航制限の起こる前にインタビューしたものです)
ーータイのコロナウィルスの状況を教えてください。
タイは政治判断が早く、即座に入国検査を厳重にしたため、感染の拡大は起きていません。
主にバンコクの様子ですが、一般市民は自衛のためにマスクをある程度着用していますが、日本のような騒ぎにはなっていません。
ニュース番組でも時々紹介されている通り、外国からの観光客は減っていますが、これは日本も含めて世界的な現象です。
ーータイでのコロナに対する日本人に対する対応(ミラダ、ヤンヒー、ガモン、プーケット)はどうなっているのでしょうか?
(※よって以下は現在の状況とは異なります)
ヤンヒー病院はとても大きく、海外からの手術希望者だけではなく、現地の方々も利用する病院です。そのため、新型コロナウイルスへの対策も他病院より比較的早く行われました。
現状は、2週間の隔離の後に検査を行い、陰性の判定が出れば手術を行うという方針です。MtFのSRSは隔離2週間+手術等滞在3週間の計5週間となってしまうため、ビザの都合から事実上ストップと言わざるを得ません。
FtMのstage-1であれば、ビザの範囲でギリギリ間に合います。
ミラダ病院は、来院時にPCR検査を実施し、陰性であれば即手術が可能です。
ガモン病院は、ドクターが患者を健康体と判断すれば、通常通りに手術を行っています。
プーケットインターナショナル病院ですが、最近はプーケットの利便性が悪く、患者さんを弊社としてはあまりご紹介していません。(過去に同病院より)日本の代理店となってほしいと依頼されエージェントを行っておりますが、これらの事情から病院の受け入れ体勢については不明です。ただ、病院外でのお付き合いとして、MtFの執刀医であるサングアン先生とは、相も変わらず親しい関係を築いております。
ーーアクアビューティではミラダ病院が人気だそうですが、その理由はなんなのでしょうか?
グリチャート先生はヤンヒー病院の創業時から筆頭医師として、多くの実績を持つことは、世界中で知れ渡っています。ご自身でミラダ病院を開業し、手術を1から10まで一人手掛けています(通常はチームで行うため執刀医師がすべて行わない場合も多い)。ヤンヒー病院時代の様に多忙状態になってしまっては独立した意味が薄らいでしまうため、大きな宣伝はしておりません。
ですが、現地タイ人からもグリチャート先生に執刀してもらいたいと、多数の患者さんが殺到しています。
私も2014年7月に、ヤンヒー病院時代のグリチャート先生に、反転法でのSRSを受けました。
私は男性器が長年のホルモン療法などでかなり萎縮してしまっていたため、反転法ではとても浅い膣になってしまうのを覚悟していたのですが、手術前日の検査のときに先生の判断で、腹部の皮膚も膣として利用すれば十分な深さになることを告げられ、是非と即答しました。
その結果12cmほどの深さを得られ、先生に心から感謝したのを、昨日のことのように覚えています。
ーーグリチャート先生がSRSだけでなく豊胸がうまいという話ですがそちらも教えていただけますか?
ヤンヒー病院時代のとても有名な話なのですが、そこで働く多くの女性看護師たちがグリチャート先生の豊胸手術を受けたくて、1年待ちでも予約をしていました。
多くの実例を見て熟知をしている言わばまさにプロの彼女たちが、こぞって指名するのです。そのことからも、先生の腕前がとてつもなく高いものだと想像できるかと思います。
その他にも、美容整形全般。特に、MtFのFFS(Female Face Surgery=顔の女性化手術)での輪郭形成などの大きな手術は、国内の美容外科とは比較にならないほどの実績と仕上がりです。
弊社も創業以来18年以上、グリチャート先生とのお付き合いで、来日時のお世話や訪タイ時には一緒に食事をしたり、ミラダ病院への独立前には社長が個人的に相談にも乗っていたなど、とても深い信頼関係で結ばれています。
ーーそう聞くと受けたくなってきますね。ちなみにヤンヒー病院とはいかがでしょうか?
もちろん、グリチャート先生が去った後のヤンヒー病院との関係も、極めて良好です。ヤンヒー病院とも同じ長さの付き合いで、オーナー院長のスポット先生を始め、FtMの世界的権威であるスキット先生に、声の手術の名手オウンマ先生とも、来日時のお世話や、訪タイ時には弊社の社長家族ぐるみで、深くお付き合いをしております。
タイでのアテンド、状況について何か質問がある方はりえさんが代表を務めているRose Ladies Schoolの以下のメールフォームよりお問い合わせくださいませ。
http://rls-voice.jp/page_form.php