今日は毛穴の話です。
毛穴は老化のサインとも言われています。コーセーのホームぺージによると
30〜40代は、本格的なエイジングケア(年齢に応じたお手入れ)を取り入れ始める時期です。 20代から悩んでいた「毛穴の詰まり」に加え、加齢によって肌の弾力が徐々に失われていきます。 毛穴が広がる「たるみ毛穴」が悩みの種と感じている方も多いでしょう。
https://www.kose.co.jp/eterna_agingcare/skin_care/skincare11.htmlより
と記載されています。生徒さんに悩みを挙げてもらうと「クマ」「しわ」などと共に毛穴が上位に来ます。
毛穴といっても毛穴の開き、黒ずみなど悩みは幾つかに分かれますが今回は幅広く毛穴に対応したメイク方法を紹介します。
毛穴をガチで消したい時のメイクの順序
化粧下地
↓
コンシーラー
↓
(パウダー)
↓
リキッドファンデーション
↓
パウダー
髭を消すときにファンデーションの前にオレンジ色を塗るのと同じでがっつり隠す、色味がずれやすい時などは通常の手順(ファンデーション→コンシーラー)を逆転させます。
塗り方
毛は上から下に生えています。
ということは下から上に伸ばした方がよく毛穴に入っていきます。髭剃りの時に逆毛で剃るのはNGですが化粧品は下から入れたほうが入りやすいわけです。
また、くるくるとブラシで回しながら塗ったほうが毛穴がカバ―されるといわれています。おすすめは毛の密度が高いファンデーションブラシを肌にあててくるくるです。
資生堂ファンデーションブラシ131
まとめると毛穴を隠すにはアイテム以前に下から上、くるくる塗りを覚えておくとより効果的です。
選ぶべき下地
私が良く持っていくのはイヴサンローランのラディアントタッチ ブラープライマーとキャンメイク ポアレスクリアプライマーです。そうでなくとも「ポアレス(カバー)」「スムース」「フラット」「ブラー」などと書いてあるものは毛穴の凹凸を目立たなくする効果があるものです。
https://www.canmake.com/item/detail/100
キャンメイク ポアレスクリアプライマー
https://www.yslb.jp/makeup/makeup-complexion/makeup-primer/touche-eclat-blur-primer/WW-20210YSL.html
イヴサンローラン ラディアントタッチ ブラープライマー
詳しくは昔書いたこの記事を読んでみてください。
https://ameblo.jp/otomejuku-trans/entry-12267890373.html?frm=theme
あまり知られていないスゴイやつ スムーサ―
その正体はシリコーンで複数のシリコーンが入っていて肌を滑らかにしてくれます。シリコーンということで敬遠される方は省いてもらっても構いません。
選ぶべくコンシーラー
コンシーラーはリキッドタイプでマットな仕上がりのものがオススメです。
ザ・セム カバーパーフェクション チップコンシーラー
https://www.narscosmetics.jp/radiant-creamy-concealer-triple-play/4535683965835.html?cgid=concealers
NARS ラディアントクリーミーコンシーラー トリプルプレイ
リキッドタイプを選ぶのは固形のものはカバー力に優れる者が多く「点」で隠すには良いのですが、メイクは何時間も持たなければなりません。人間は動き、表情があるので崩れやすいのです。つまり、「面で隠す」にはリキッドタイプの方が向いています。
ツヤのある肌、ナチュラルメイクを望む方が多いのですが、老人にツヤ肌メイクは基本的にしません。ツヤ肌は肌の難である皺なども浮かび上がらせてしまうからです。なので難があるものを隠すことをメインに考えるときは質感はマットを選ぶというのが基本です。
コンシーラーを塗る範囲が広い場合、次のファンデーションを塗っている際に力が入りすぎてコンシーラーごと「とってしまっている」人が多くいます。なのでそのような場合にはコンシーラーを塗った後に一度フェイスパウダ―を塗るのもオススメです。コンシーラーが固定されます。
選ぶべくファンデーション
ファンデーションはリキッドをお勧めしていますが、これもテクスチャがどろっとした固めのものがオススメです。水のように伸びが良いものは毛穴をカバーする能力は多くが高くありません。そして、質感はマットな物を選びます。コンシーラーと同じですね。
エスティローダー ダブルウェア ステイ イン プレイス メークアップ
パウダーファンデーションが好みであればカバーマークのシルキーフィットのように毛穴カバーをうたうものが良いです。
https://www.covermark.co.jp/shop/g/g49350590CMSLF/
カバーマーク シルキーフィットファンデーション
選ぶべくパウダー
フェイスパウダ―はプレスされているものされていないものがありますが大事なのは成分(触り心地で見分けます)と色で決まります。
選ぶべきはさらさらとしたタイプで油脂を抑えテカリを防ぐものです。そうしたものはクリアな色のことも多いのですが、肌色がついていて毛穴カバー力があるもの、そしてしっかりつくプレスされているタイプがオススメです。
イニスフリー ノーセバム プラーパクト
カネボウ ミラノコレクション
ただ、これらのパウダーはこれまでの濃いファンデなどと合わせると「粉っぽい」「化粧が濃い」とみられることがあります。そこで透明なものを選ぶ場合、同じようにさらさらとしていて光でカモフラージュするタイプがオススメです。
ロレアルパリ インファリブル フィニッシングパウダー 01 カラーレス
https://www.narscosmetics.jp/crystal-light-reflecting-pressed-setting-powder/E61401.html
NARS ライトリフレクティングセッティングパウダー プレスト N
以上です。NO毛穴の肌をかなえましょう!