来年春開催MIQ2020の日本予選が11月21日に行われる。早いもので今年の予選から1年もたたずに来年の予算開催となる。
そこで、3月に行われたMIQ2019タイにおける本大会の写真をお届けする。写真は、日本予選でも撮影をいただいたアキラ(akira_tokyo)氏によるものだ。
優勝はアメリカ代表のバービー(Jazell Barbie Royale)だが、彼女だけでなく全員がとんでもなく綺麗で圧倒的な美の競演と言ってよいだろう。
現地を知る人たちは口をそろえていう。彼女たちは「ビューティファイター」だと。
美のためにはメイク、髪型、衣装、整形、ダイエット、ボイスレッスン…ありとあらゆる策を講じ、コンテストというコンテストに参加しているからだ。
彼女たちはコンテスタントを中心に場合によってはチームになっており、入賞させるべく動いている。例えば、MIQでは過去に何度も優勝に導いているメイクがいるなど、審査員好みを熟知した凄腕のサポートメンバーがいることでも知られている。
実際に私も過去に何人かのコンテスタントと写真を共にさせていただいたことがある。
顔の小ささ、スタイルの良さ…全員美しいのは間違いがないのだが、特に遠くで見たときに圧倒的に美しいことが計算されている構築の美を感じた。何というのだろうか、アマチュアバンドと比較してベテランの計算されたプログレッシブロックのようなのだ。
アメリカ代表の優勝ははじめての黒人選手の優勝という大きな意味合いももたらした。トランスジェンダーの世界大会といえど、やはりタイをはじめとした東南アジア、もしくはブラジルが先進国として強かったが、ここのところは世界的な多様化の波が来ている。
ダイナマイトバディ!!日本では豊胸というとマックスでも350ccだが、タイのガモン病院等では350ccは“ミニマム”だ。500cc以上の豊胸がざら、すさまじいばかりの女子力だ。
見よ、このスタイル!!と言わんばかりの自信に満ち溢れている。
東南アジアの強豪、ベトナム代表
もし、今後日本予選に参加しよう、と思う方がいれば参考にしてほしい
また、恒例行事がその国の伝統的な衣装などをモチーフにしたド派手な演出だ。
合計で何kgあるのだろうか?紅白歌合戦の小林幸子もびっくりの重装備だ。
着物で勝負したのは日本代表のvanさんだと思われる。
こうした美を前に自分たちも諦めずに頑張らねばならないという“気合い”をもらえるような気がする。来年はどんな戦いが繰り広げられるのだろうか?