今だからこそメラニー法を振り返る

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    乙女塾

私は音楽オタクでもあるのですが、最近のボーカリストの中には男性でも女性ボーカルのような声を出す方というのは時折みられるんですね。

こちらはヘヴィメタルバンドの曲ですが、高音が特徴的でボーカルの見た目との差異が大きいですね。(その業界ではその逆に女性が激しい声を出すこともしばしばあります)。これらはたぶんメラニー法的なアプローチをしていると思われます。

メラニー法とはメラニー・アン・フィリップスさんが開発した女性の声を出すためのアプローチ方法です。

2000年代までは熱心に解釈が見られたものですが、それによって誤解も大きく生じました。

そこで基礎を振り返りましょう。

  1. 男性と女性の声の差は高さと思いがちだが、1/2オクターブの違いしかない。
  2. 声の高さではなく、フォルマントを変えることで女性的な響きを重視する。
  3. 抑揚をつけて喋る
  4. 訛りがある場合は女性的な訛りにする
  5. 男言葉ではなく女言葉を使う
  6. 女性としての立場を踏まえた態度、言葉をセレクトする

というのが基礎となっています。

特に大事なのが2番

「声の高さではなく、フォルマントを変えることで女性的な響きを重視する。」

ですね。

何度もフォルマントについては乙女塾内で触れてきましたが、また出てきたかフォルマント…。

さて、そのフォルマントを得るためにどうするかというのがメラニー法の肝で

・我々は通常喉ぼとけの上下が震えて振動しています。そして、裏声ではその逆に上下が震えておりません。

・そこで、喉を細めるようにして発声をして上部の振動をカットして、下部だけは振動させようというものです。

具体的なやり方としては、ファルセット(裏声+ブレス)でミッキーマウスのような声を出し、そこから音を下げていき喉の下部だけが震えたら成功

というものです。今でいう女声の「裏声アプローチ」と呼ばれるものでしょうか。

一方で、喉の下部だけを振動させるための動作が、「喉仏を抑えて発声する」という誤った表現で広まったので注意が必要です。

当時、メラニー法について翻訳されたホームぺージたちは今はありません。

https://ameblo.jp/himeropa/entry-11231471203.html

ここに当時のホームページを引用した簡単な解説がありますので是非見てみてください。

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