メイクの悩みでトランスジェンダー、女装などで特有のものが一部あります。
その1つがやせ型の人に多い頬のコケと頬骨の張り出しです。今回はメイクで頬をふっくらするやり方をいくつか紹介します。
頬をふっくらする方法
一般的に何かふっくらさせたい時はハイライトを使います。しかし、ハイライトレベルでは太刀打ちできないのでここではリキッドのコンシーラーを強力なハイライトとして使います。
私が良く使っているのはメイベリンのフィットミーコンシーラーです。
頬に塗るということはそれなりの量を使います。なのでプチプラで価格を抑えたい、そして伸びが良くある程度カバーしてくれるという条件から選んでいます。より硬いものだとカバー力はあがるが濃いし、伸び重視だと薄くて効果がわかりづらくなってしまうからです。
順番はナチュラル派ならば「下地⇨コンシーラー⇨リキッドファンデーション」、がっつり派ならば「下地⇨リキッドファンデーション⇨コンシーラー」が良いでしょう。
大事なのは色選び
コンシーラー色ですがファンデーションよりも明るいものを選びます。膨張する効果を得たいからです。もっとも効果が得やすいのはピンク系で白めのものですが、実際には肌との調和がありますので人それぞれになります。
メイベリンでいえば、肌に黄味のある人には10、ピンク系の人には15といった色を使うことが多いです。
塗る場所
影や凹みになっているところです。具体的にはほおの骨があるところの境目から下に向かって伸ばしていきます。
たったこれだけ。
大事なことは、なんだかんだ濃いものなので漫然と塗らずにピンポイントでちゃんとどこに塗るか決めることです。
なんとなく「この辺でしょ?」とエイヤッでやる人がいるのですが、例えば頬骨も塗っちゃうと頬骨もその分増えますので意味がありません。
奥の手
奥の手があります。コットンを歯と頬の間にいれて物理的にふっくらするやり方です。コスプレ等では見るやり方です。
この時に使うのは丸い「綿球」と呼ばれるタイプがおすすめです。病院で消毒の時に使うものですね。
慣れるとそのままご飯も食べられるそうですよ。