人間の写真から3Dモデルを作る『FaceGen』というPC用ソフトウェアがあります。
使うには有料のソフトウェアですがデモ版ならば無料で使えます。
FaceGenの魅力とは?
3Dモデルが精巧なことは驚くべきことですがそれだけではありません。なんと年齢、性別、人種を判定してくれます。
デモ版を早速落としてみました。デモ版では顔のモデルに「FG」と言う刻印がされています。有料版では表示を消すことができるようです。
写真は正面、左側面、右側面をアップロードします。ただし正面だけでも3Dモデルを作ることはできます。
FaceGenのここがすごい(年齢や人種を判定してくれる)
デフォルトの顔を見てみましょう。
20代後半、中性的な顔となっています。アシンメトリーさ、人種はどれも指定されていません。
フリー素材から若い女性をアップロードしてみました。
画面の指示に従い左右の目、左右の小鼻脇、顎先などをしていきます。
終わると読み込みが発生して3Dモデル作成が自動に始まります。
できました。Modifyを見てみますと、10代後半、中性的、アジア、ヨーロッパ系の顔立ちと判定されています。
FaceGenで性別を変えてみよう
デフォルトの顔をいじってみましょう。右にあるタブメニューから「Modify」を選択します。
GenderやCaricature、Asymmetryといったバーを修正することで色々と変えることができます。
例えば女性化をしてみましょう。
Genderを「Hyperfemale」にしてみました。
目が大きくなる、鼻が細くなる、頬がふっくらする、唇が分厚くなる、肌が白くなりピンク系にといったところが女性らしさの特徴のようです。
反対に男性化してみましょう。
Genderを「Hypermale」にしてみました。肌が浅黒く、目が小さく鼻が大きいなど男性的な特徴がでてきましたね。
このようにそれぞれのパラメーターを修正することで顔の印象を変えることができます。
年齢、性別、さらには人種を変更することができるので自分の顔を使って色々なシュミレーションができますよ。
もちろん海外製のソフトウェアなので日本人から見る印象とは少し違うところがあります。あくまで1参考資料です。その点はお気を付けてお使いください。