フランスのLVMHモエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン傘下の化粧品専門店にセフォラという有名なお店があります。今でいうIsetan Mirrorやフルーツギャザリングみたいなお店で、ブランドの垣根を越えて自由にコスメが試せて買えるセレクトショップ。日本でもかつて1999年に上陸しましたが2001年に残念ながら撤退してしまいました。
そのセフォラがアメリカでLGBT向けにメイクアップサービスを始めた
Sephoraのサービスを調べてみると今月から始まったのがトランスジェンダー向けの大胆な美を学ぶコース(Bold Beauty for the Transgender Community)というもので、何とお値段は無料だという。
公式ホームページを直訳すると「彼らの美しさに合うようにテクニックや製品を学びます。スキンケアのヒントを入手し、あなたの肌色に最適な色合いを見つけ、完璧な仕上がりを作りましょう。すべてのセッションは、トランスセンシティブなインストラクターによって指導されます。友人、家族、アライの方も大歓迎です。90分。」
と記載があります。
動画での解説がありました。
どうもDanielさん(インパクト半端ない!!)はじめ教える側もLGBTのメンバーが含まれているようです。
それ以外にもセフォラやがん患者、アンチエイジングメイク、ティーンのためのメイクなど多種多様なコースを無料で行っています。日本ではメイクはその言葉でひとくくりにされてしまうことが多いですが、その実態はパソコンができると同じようなもので、年代や目的によって内容は全く異なります。それだけにこうした細かいところに手が届く取り組みはメイクそのものの認知につながる素晴らしい取り組みだと思います。
※今回はタレコミを頂き、それをもとに調べて記事にしてみました。ありがとうございました。