昨今では、安くて良い化粧品がドラッグストアやECサイトで手軽に手に入る時代です。
では、最も安い100円ショップの化粧品はどうなのか、メイク担当のNAOが解説いたします。
100円ショップでも良いものはある
100円ショップの化粧品でも、良いものはあります。
わたしが実際使っているのはパフなどを洗う洗剤、メイク用の綿棒、エクステなどです。
あとメイクブラシも1、2本現地で筆が足りなくなって買ったら良かったらずっと使ってるものなんかもあります。
予算次第ではつけまを使う時もあります。しゃべり切れないぐらいです。
初心者には100円ショップのコスメをオススメしない理由
ただ、もう揃えてしまったならば別ですが、初心者ほど100円ショップの化粧品はお勧めしません。
何故かと言うと、アイテムごとの差がより大きいのに最初のうちは良しあしがわからないからなんです。
とりわけ使いづらいのは100円で5本ぐらい入っているブラシセットとか100円なのに量を追求しているものですね。
100円ということは通常量が少ないんです。例えば、クレンジングシートとか10-16枚くらいですから、ドラッグストアのが一枚あたりはお得だったり量で見ると必ず安いわけではないんです。
ところが、100円でも量やコスパを追い求めた商品は使い勝手が悪くなります。だから、多機能なものやコスパの良いものは、買ったは良いが全く使っていないということが、生徒さんでよくあります。
100円だから捨てやすいというのはあるんですが、せっかくなら使ってほしいですからね。
化粧品の解像度
もう1つはいわゆる“化粧品の解像度”の問題です。
誤解を恐れずに言うと、ファンデーションならパウダー、口紅というとスティック型で赤やピンクだろみたいに大衆的な男性から見た女性の化粧品像に引っ張られてしまう時があります。
今なら、ウォータリーなティントが流行りなのに、マットのクレヨンみたいな赤を買ってしまうとか。マットって塗りづらいものがあるので、自分のメイクが下手だから塗れないみたいになってしまう。でも、別に下手じゃないんですよ。アイテムの問題。それで、メイクが苦手な印象になっちゃうのはもったないですよね。
メイクレッスンに来て欲しい理由
もし余裕があったら、乙女塾へ来てから1つずつ揃えて行った方が失敗は少ないです。
「トランスするから」、「必須だから」と義務感で揃えるよりは、1つ1つ大切に買った方が思い入れが出ますよね。
それでも、トランスする過程ではホルモンやスキンケアの影響で似合う化粧品はめちゃくちゃ変わります。最初に買ったアイテムがもし高くても無駄にしてしまうことは多いので、安い方がリスクも少ないともいえます。
だから、せっかく買ったなら、まずは塗ってみて欲しいです。消耗品だから、使わないのはもったいない!
参考になりましたでしょうか?