メイクレッスンをする際に、(経験がないにもかかわらず)メイク道具を揃えてくれる方がいます。
ただ、それが向いているかどうか、必要かどうかはまた別ものです。無駄になってしまうこともあります。そのため「最初は無理に買わなくても大丈夫です。おススメのアイテムを色々ご紹介するのでお気に入りができたら買っていただければ」とお伝えしています。
それでも家で練習するために一通りそろえたいという方がいらっしゃると思います。そこでメイクの順番と必要な道具をご紹介します。
ベースメイク
1⇛2⇛3⇛4⇛5の順番で基本的には使います。
1.下地(メイクアップベース、プライマー)
ファンデーションをする前の土台になります。多くは自分の肌悩みに合わせて化粧持ちがよくなる、仕上がりが良くなるために選びます。
2.コントロールカラー
ほとんどの人はメイクを始めた時点では脱毛が終わっていないので、髭を隠すためにオレンジ色を使います。それ以外にも顔の赤みを消すなど色々な用途があります。
3.ファンデーション
ベースメイクで一番有名かもしれません。肌を何となく綺麗に見せてくれます。粉のタイプが有名ですが、最初は液体のタイプがオススメです。それ以外にも固形、クリーム、クッションなどのタイプがあります。
4.コンシーラー
シミやニキビ、クマなど気になる点を隠してくれます。隠す場所がない場合は必要ありません。液体、固体、粉のタイプがありますが、最初は液体がオススメです。
5.フェイスパウダー(メイクアップキープミスト)
メイクを固定して仕上がりを維持するためのものです。キラキラが入っていて少し肌がきれいになるものもあります。固まっているものをプレストパウダー、粉のものをルーセントパウダーといいます。初心者のうちは、取りすぎてしまう人が多いのでプレストパウダーの方が取りすぎずおススメする場合が多いです。
パウダーは面倒という場合には、今はスプレータイプのメイクアップキープミストもあります。
最初は適量を塗るのが難しいです。透明なものが多いからです。そこで、メイク持ちを気にしない場合、つまり家の近所を出るだけとか、自撮りをとるだけという短い時間で済むならば無理に最初はやらなくてもよいかと思います。
ポイントメイク
順番はメーカーによって推奨が違います。また、マスクをするから口を塗らないなど、やらないのもありです。
1.眉毛(アイブロウ)
眉毛の形を整えたりします。鉛筆やペンタイプのアイブロウペンシルと粉タイプのアイブロウパウダーが有名です。それ以外にもワックスタイプやチップタイプもあります。
それ以外に、色を変える眉マスカラがあります。眉毛はとても難しいです。最初は色を付けるだけでも全然違います。まずは挑戦してみてください。
2.目(アイシャドウ、アイライナー)
アイシャドウを使って、目に陰影をつけることで大きく立体的に見せます。粉のタイプ、クリームタイプなどがありますが、粉のタイプが最初はおススメです。
アイライナーがあることで目に輪郭が生まれて目力が強くはっきりとします。リキッドタイプ、ペンシルタイプ、ジェルタイプなどがあります。最初はリキッドがオススメです。
3.まつ毛(ビューラー、マスカラ、つけまつげなど)
ビューラーでまつ毛を上向きにします。カーラー、ビューラーと呼ばれる手動のタイプと熱で行うホットビューラーがあります。
マスカラで長くしたり太くしたりします。それ以外にも、つけまつげを使うとすごいインパクトがでます。
4.ほお(チーク)
ベースメイクをすると血色感がなくなってしまうので、頬に血色感を足します。入れる場所によっては、顔をシャープに見せたり、短く見せたりすることもできます。粉のタイプとクリームタイプ、リキッドタイプがありますが、粉のタイプが最初はおススメです。
5.口(口紅、リップティント、グロス、リップオイル、リップクリームなど)
唇に色を付けてあげることで同じく血色感や化粧感を出します。可愛くもセクシーも自由自在です。テクスチャーの違いで唇の質感も変わります。
そのほか
BBクリーム
一応、下地~ファンデーションの代わりにオールインワンになるものです。脱毛が終わっていない初心者にはむしろオススメしません。
似たようなアイテムでCCクリームなどがあります。
ハイライト
塗った場所を目立たせたり、より前に見せたりします。最初は忘れてもらって結構です。
シェーディング
影を塗ることで、その場所を縮めたり、引っ込めたり見せることができます。最初は忘れてもらって結構です。
いかがでしたでしょうか?
もしまた分からないことなどあれば、メイクレッスン中に色々聞いてくださいね!