かつては性転換手術とも呼ばれていた性別適合手術「SRS(Sex Reassignment Surgery)」トランスジェンダーにとって最大の関門と捉える方も少なくありません。
そのSRSは性器を変える手術であることは間違いがないのですが、もっと大事なことは望んだ性別で「社会的に」溶け込めるかどうかです。
そこで、現在は「性別学的性別」ではなく「社会的な性別」を適合するための手術として、「GRS (Gender Reassignment Surgery)」と略されることも多くなってきました。
それ以外にも「Gender Confirmation Surgery」「Gender Affirmation Surgery」「Gender Affirming Surgery」などと表記されることもあります。日本語だと同じく性別適合手術、性別確認手術ということになるでしょうか。
また、こうした性別適合手術はより広義な意味で捉えられ、MtFトランスジェンダーでいえば豊胸なども、FtMであれば乳房切除なども1つとする考え方もあります。