「男っぽい顔」で悩んでいる場合に知っておくべきとても大事なこと。それは「中顔面の長さ」を縮めることです。
「中顔面が短い」顔は若さ(幼さ)・女性っぽさを生み、逆に「中顔面が長い」顔は大人っぽさ・男っぽさを生みます。 この記事では、どうすれば「面長なイメージが和らぐのか?」「女性っぽい顔につながる中顔面とは?」をご紹介しています。
そもそも「中顔面」とは?
医学的に、顔は「上顔面・中顔面・下顔面」と3つに大きく区分することができます。
上顔面
髪の生え際から眉下まで
中顔面
眉下から鼻先まで
下顔面
鼻先から顎先まで
顔の黄金比を知る
上:中:下顔面には理想とされる比率があります。この比率はいわゆる「黄金比」と呼ばれます。
上:中:下顔面の比率は1:1:1ですが、日本では1:1:0.8~1と「少し下顔面が短め」の方がトレンドになっています。0.85とするサイトもあります。
「眉下から鼻先まで」の中顔面エリアをギュッと縮めることが、小顔効果や「女性っぽさ、女性らしさ」を生み出すので、とても効果的です。
日常における「中顔面」はココ
お顔の形は骨格や脂肪などによって決まります。 ところが、我々は医者ではありませんから、土台となる肉体を大きく変えることは簡単ではありません。
いっぽうで、知らず知らずのうちに「面長」のイメージが生まれてしまう場合も多いのです。 そう言った方もメイクレッスンにいらっしゃいます。 その方の多くが、中顔面はそこまで長くないのに「顔長いんだよね」と「面長なイメージ」を抱いていらっしゃるのです。
ここで一定の基準を定めますが、一般人から見て顔が長いかどうかは「眉下から上唇下までで決まる」と、慣れるまではシンプルに考えてしまいましょう。
(ID美容外科より引用)
メイクで直しやすい中顔面
中顔面にくべて、上顔面の長さは髪型で何とかなりやすいです。また下顔面もメイクや歯列矯正、顎削りといった美容整形でもある程度は修正することができます。
そのぶん中顔面はなかなか難しい。ルフォーや人中短縮といった美容整形手術はありますが、リスクが比較的大きいものとなります。
そこでメイクの出番です!
以下は私の顔をデジタルメイクで修正したものです。
(左からbefore、涙袋をなくしてアイメイクを強調したもの、顔をやせらせたもの)
1か所の微妙な変化でもなんとなく顔の長さが違いませんか?
そういった、ちょっとしたことの積み重ねで顔の印象って変わってしまうんです。
メイクで錯覚を操って顔を短くする
何故メイクで顔を短くできるのか?
それはメイクで目の錯覚を起こすからです。
こちらは有名なミュラーリヤー錯視(ミュラーリエルの錯視)です。
矢印の長さは上下とも変わりません。
メイクでもこのような錯視効果ががおきます。
上に長く作れば上に伸びていき、下に長く作れば下に伸びていきます。
1か所では大したことがなくてもそれが2つ、3つと積み重なればとても大きな違いになります。
では、実際にやり方を見ていきましょう。
(この記事は2021年にhttps://note.com/make_otomejuku/n/n684780dee52bで公開したものを2023年バージョンとして改訂して出しております)