女性ホルモンを摂取してしばらくすると「ホルモンボケ(ホルボケ)」と呼ばれる状態が起きることがあります。
この言葉、誰が言い出したかは不明であり、辞書に載ることも、医療の現場でも使われてはいません。それでも多くの当事者の間では「ホルボケ」は“起きるもの”として認識されています。
特に女性ホルモンによる変化を急速的に求め、多くの量を短期間で投与した場合に起きやすいと考えられています。
具体的な症状や捉え方に個人差はありますが
・ぼーっとする
・認知症のような症状が起きる
・反応が鈍い
・注意力が低下する
・メンタル不全になる
といった状態が多く見受けられます。
更にこの問題点は、当の本人は全く正常に感じている点です。つまり自覚症状がほとんどありません。今までハキハキとしている人が、突然全く違った雰囲気になるので周りの方は戸惑います。そして、話しかけても“心が遠い”といいますか、一枚見えない壁を挟んでいるような感覚を覚えます。
生徒さんの中にも投与量が多く、この“ホルボケ”のような症状が起きているケースが見受けられる場合があります。
ホルモン投与は、量が多くても肝臓に負担がかかってしまうばかりです。そのため医師と相談した上で投与を受けることを乙女塾では推奨しております。
女性化を早く進めたい気持ちは充分に理解できますが、だからこそ健康面について大切に考えましょう。