トランスジェンダーのお子様を持つご家族の方へ

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乙女塾では、ご家族でお越しいただき家族一丸となってお子様の性別移行(トランス)を支えるケースがあります。

今回のTRPでもご家族で来場された様子が見受けられました。そこで一度、トランスジェンダーのお子様を持つご家族の皆さまへ向けてお願いをしたく記事にいたしました。

トランスジェンダーの多くは幼少期に自身の性別に対して何らかの違和感に気が付きます。MtFトランスジェンダーが必ずしも女の子的な趣味があるわけでも、FtMトランスジェンダーが必ずしも男の子らしく活動的ということはありませんが、MtFであればお人形、メイクに興味を示したというケースも多く耳にします。

そして、身体的違和感や性別の違和感というのは個人差があり、我慢して元の性別を全うしようと努力する子、隠そうとする子もいれば、違和が強く早くから男性化・女性化にとてつもない嫌悪を示す子たちもいます。

ご家族で来られる場合で多いのは、性別違和、身体的違和が非常に強いケースです。

このケースの場合、自らの男性的なこと・ものすべてが嫌になる場合があります。つまり、声を出すことができない、女性として外に出ることもできない、なので物を買うこともできない、身なりを整えることもできないで性別移行が全く進まないことが往々にしてあります。特に、自傷行為を行うなど自己嫌悪、自己肯定感がただただ下がっていくケースを見てきました。

性別移行において身体的違和や性別違和が強いことと、容姿が女性的か趣味が女性的かなどは全く異なるものです。そして、性別移行に近道はありません。ある日突然朝起きたら女の子になれるわけでもありません。多くは、中性的な時期やどっちつかずな時期があり1歩1歩性別移行を進めていきます。

性別違和が強い場合に大事なことは、ご家族も一丸となって性別移行の支援を行っていくことです。乙女塾ではご家族でのご来所を歓迎しております。

心理カウンセラーが在中しているわけではないので、メンタルヘルスでの専門的なアドバイスをすることはできませんが、自分たちの体験談・経験からアドバイスをさせて頂いております。

多くのトランスジェンダーは性別違和がある場合、両親と一度仲違いをします。そしてそのまま、絶縁してしまうこともあります。

乙女塾では性別移行が親子関係の軋轢にならないよう、ご家族皆さまでの性別移行を応援しています。

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