東京レインボープライド2023へご来場の皆さま、そして乙女塾のブースへお立ち寄りいただいた皆さま、本当にありがとうございました。
東京レインボープライド2023やプライドパレードについては当事者間でも賛否があります。しかし、そのような中でも、トランスジェンダーに関連する団体が少ないながらも出展があったことは大きな成果だと考えられます。
LGBTQ+といってもLGBは性的指向であることに対し、Tは性自認です。扱いを分けたほうが良いのでは?とも言われています。さらにその中でも、トランスジェンダーはMtFとFtMに分かれ、またさらにその中でも意見が食い違うためなかなか一枚岩になれません。
しかし、その賛否の前にまずは「行動する」こと、「困っている人たちを見つける」こと、困っている人たちに「自分たちの存在を知ってもらう」こと。この3つを大事にしたいと乙女塾は考えています。
実際、今回ブースを出展して乙女塾オリジナル冊子を150部程度配布しました。また、今回制作したオリジナルグッズは当事者だけでなく外国人の女性の方などにも大きな反響を頂けました。
当事者といっても、子供から高齢者まで様々です。しかし、お子様を連れてご家族で乙女塾ブースへ訪れてくださることも多く、低年齢層からトランスをカムアウトして家族で子育ての一環として向き合う問題になれていることには、社会の前進を感じます。
今回は220の企業がブースを出したと言います。多くは一般の大企業でALLYによる参加です。その中で、私たち当事者団体がその1つに数えられたのは我々の誇りです。
今回の実現を可能にしてくれたのはスポンサーのtetra tokyo G.K.さまでした。
この場を借りて改めてお礼を申し上げます。このような機会を与えてくださり本当にありがとうございました。
イベントに参加された方も、パレードを歩かれた方も、ブースへ遊びに来てくださった皆さまも、ゆっくりお休みくださいませ。お疲れ様でした。