乙女塾では現在、西原さつきが担当するボイスパーソナルレッスンにおいて、より一人ひとりに合わせたレッスンを行うため、レッスンの内容のデジタル化を進めています。

これまでのボイスレッスンでは、講師が耳で聞き取りながら声の状態を確認し、感覚や身体の使い方を中心にアドバイスを行ってきました。もちろん、声は数値だけで判断できるものではありません。けれど一方で、「今の声がどのくらいの高さなのか」「音量はどの程度出ているのか」「安定して出せているのか」といった情報を可視化することで、ご本人にも現在地がわかりやすくなります。そこで現在、レッスン内では音程の高さや音量の大きさなどをデジタルで確認しながら、より具体的に声の状態を見ていく取り組みを始めています。
「なんとなく高く出せた気がする」
「今日は声が出にくい気がする」
「自分の声がどう聞こえているのかわからない」
そうした感覚的なお悩みに対して、実際の数値や画面上の変化を見ながら確認することで、今どの部分が課題なのか、どの方向に練習していけばよいのかを整理しやすくなります。

また、現在のパーソナルレッスンでは、従来のホワイトボードを使用せずに、デジタル上でマインドマップを作成する取り組みも行っています。
声のお悩みは、単に「高い声を出したい」「女性らしく話したい」という技術的なものだけではありません。
たとえば
・自分の声を聞くのが苦手
・会話中に緊張してしまう
・電話や接客の場面で不安がある
・声を変えたいけれど、何から始めればいいかわからない
・周囲にどう聞こえているのかが気になる
など、声にまつわる悩みは、その人の生活や経験、気持ちとも深く関わっています。そのため乙女塾では、まず一人ひとりのお悩みを丁寧に伺いながら、マインドマップを使って状況を整理していきます。現在どのような悩みがあり、何を目指していて、そのためにどんな練習や意識が必要なのかを、講師と一緒に可視化していきます。

作成したマインドマップやレッスン内容は、個人ごとのカルテとしてまとめ、お渡しできる形にしています。レッスンを受けたその場だけで終わるのではなく、ご自宅に帰ってからも振り返ることができる。自分の課題や成長の流れを確認できる。そうした継続的なサポートにつなげていくことが、今回のデジタル化の大きな目的です。
声のレッスンは、正解を一方的に教えるものではありません。その人がどんな声で話したいのか。どんな場面で困っているのか。どんな自分になっていきたいのか。そうした想いを一緒に整理しながら、技術面と気持ちの面の両方から、その人に合った方法を探していく時間だと考えています。乙女塾のボイスパーソナルレッスンでは、これからも感覚的なレッスンの良さを大切にしながら、デジタルの力も取り入れ、よりわかりやすく、よりパーソナライズされたレッスンを目指していきます。
「自分の声を知ること」は、「自分自身を知ること」にもつながります。声に不安がある方、何から始めればよいかわからない方も、ぜひ一度ご相談ください。
