自撮りではカメラの角度を気にしてみよう

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    乙女塾

メイクレッスンでは最後に自撮りをお願いしています。最初は記録用として、いずれは女性らしい仕草を写真を通じて身に着けてもらいたいからです。

しかし、いざ撮影しようとすると表情やポーズ以前にカメラの角度がもったいない・・・真正面の下方向から撮影される方が多くて。今回は角度とそれによるメリットデメリットを紹介します。

真上から撮影


(女の子って魔法だよね、撮影風景より)


(NAOの艶メイク。さつきさんにセクシーなポーズを要求できんので体張りました)

専門用語で真俯瞰(まふかん)と呼びます。自分で撮影するには難しいかもしれませんが、寝てる人を上からとったような写真です。寝た状態で撮影するので必然的に髪の毛がラフになったりセクシーな印象にもなります。一方で影が入りやすかったり、物を落とすと痛いという欠点があります。

メリット
色気のある写真がとれる

デメリット
きっちり感はない
物を落とすと痛い
影をなくすのが面倒

やや上、ななめ上から撮影


(角度の例)

(さつきだと様になるのですが…)


(身長低いNAOがやるとだいぶ厳しいです)

主に頭の上やおでこのあたりにカメラを持って上から撮影する方法です。スタイルが悪く見える一方で顔や身長が短く映るため、面長さんや高身長の方が良く使う撮影方法です(さつきが例です)。

顔を自撮りをするときには「可愛く撮れる」「盛れる」として斜め上から撮影されることが多い印象です。某テレビ番組によると腕を目よりも20%上にあげるのが最も可愛くとれるのだとか。

反面、全身でいえば顔が大きく足が短いなどスタイルが悪く写るなどの欠点があります。トランスジェンダーに好まれる撮影方法ですが、身長が低い方や顔が短い方には向きません(NAOの写真が悪い例です)。

メリット
顔が短く見える
身長が小さく見える

デメリット
スタイルが悪く見える

正面、重心のあたりから撮影


(角度の例1)

(角度の例2)

(西原さつき、第一回名古屋遠征のパンフレット撮影より)


(西原さつき、交流会の浴衣姿)


(NAO、イベント写真から)

人間は重心があります。全身でいえばへその下あたりが該当になり女性のほうが若干低い傾向があります。なので、自分が思っているよりも少し下目の位置から撮影する、これが女性的な正面になります。顔の場合は重心の位置は人によって違います。自分で位置を見つけてみましょう。

スタイルも顔もバランスがそろうやり方です。安定感が出てどっしりとした写真になります。

メリット
スタイルと顔のバランスが良い
安定感がでる

デメリット
どちらに特化したやり方ではない。

(やや)下から撮影


(角度の例)

(西原さつき、LGBTQフレンドリーサロンの撮影で)


(NAO、悪い例としてこの記事のためにまたしても体張りました)

全身でいえば、足の方から撮影する方法です。雑誌のモデルさんのスナップショットなどは主にこの方法です。足が長くスタイルが良く映る反面、顔が面長に見え大人っぽく見えます。全身写真を撮影するときに低身長の方や顔が短い方にはおススメです。

一方で、レッスンの記録として自撮りをお願いする時には全くお勧めしません!「10歳ぐらい老けて見える」からです。(NAOが写真が悪い例です。)メイクもよく見えません。全身写真ならよいのですが自撮りではこのことを知っている人にはあまり好まれない角度です。

メリット
スタイルが良く見える

デメリット
老けて見える
顔が長く見える
あごや喉仏が丸見え
丈の短いスカートを履いている場合は注意!

(おまけ)真下から撮影


(NAO、もう開き直りました)

ホラーですのでウケ狙い以外では止めましょう。

まずはこの4つの角度を意識してみてくださいね。実際にはさらに斜めからとるといった角度、ポージングがかかわってきます。いずれ紹介しますね。

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